御前酒 （ごぜんしゅ）

開けたては甘みが強くて、あー、雄町の生だな。としか思わなかったのですが、2日目に苦味とか酸味を感じられるようになって杯が進みましたね。等外とかはよくわかりませんが、おいしかったです。

御前酒 等外雄町 50生

菩提酛にごり酒火入れ。
にごりらしい甘さと複雑な旨みがバチバチと口の中でやり合う。
どっしりしているがそれなりに飲みやすい、食事に合わせやすい日本酒。

米の甘みと旨みを感じる。
等外とはいえやはり雄町。
角打ちで飲んだので、開栓後何日経ってるか分からなかったが、雄町の生にしては薄かった。

岡山菩提酛によるうすにごり。

同じ蔵御前酒には、
お気に入りの菩提酛にごり酒がありますが、
春の装いのラベルに新鮮さ。

味わいは安心安定の逸品。

美味しく頂きました！

一年冷藏熟成

御前酒　等外雄町　50生
美味い

御前酒　ukigumo
2022.02製造

BEAMS JAPANと御前酒の共同プロジェクト「TEAM JAPAN」プロジェクト。そのコラボ酒がこのukigumoです。菩提酛つくりの純米生酒で、使用するお米は雄町。アルコール度数は13度なっています。

雄町の低アル…味わいの想像がまったくできませんが、早速開栓いきまーす。

【スペック】
○使用米
雄町
○精米歩合
65%
○アルコール度数
13度

【味わい】
○温度帯
花冷え→冷や
○香り
お米、乳製品、少し畳
○含み
ほんの少しの発泡感とサラリとした口あたりから、お米の旨酸味とおりがらみらしいまろやかさがあります。ちょっと甘味はありますがドライ寄りの傾向が強いです。
○中盤
ジュワ〜っと雄町らしいお米の旨味がさらに感じられます。乳酸系酸味もありますが、旨味の割合が高いです。
○余韻
喉を通すと苦酸味がグッときます。酸味→苦味の順で残りますが苦味の余韻が比較的長めでゴーーン…と響くような余韻を感じることができます。

【甘辛】
中口…もしかしたらちょい甘口

【飲用適温】
冷や(常温)

★総評
正直、私的には「雄町と低アルコール」の組み合わせの相性は良くないと感じました。お米の旨味がしっかりでてるのに、それを受け止める裏方のアルコール度数がスカスカなので「薄〜いみそ汁」を飲んでるかのような印象を受けます。他の言い方をするならベースが存在しない音楽を聞いているよう。別に低アルにしなくてもよかったのに…と思うお酒です。
ビームスとのコラボということで日本酒未体験の方々をターゲットした？こともあり、低アルという選択肢に至ったのかとは思いますが…。
単体で…というよりはかなり食中向けの味わいであると思います。この旨味の感じならおそらく煮込み料理系との相性がバツグンではないでしょうか、おでんもよさそうです。ちなみに海産物系とは相性×でした。

最近目立つ低アル路線。私はよくわかりませんが、なんでんかんでん低アルにすれば日本酒初心者のみんなが飲んでくれるというのもどうなんでしょうかね。このお酒みたいに変に低アルに振れば失う初心者もいるかもしれないわけで…と思う、日本酒ファンのひとりの戯言でした。レビュー、お気に召さない方もいらっしゃるとは思いますが、ただの私見ですので悪しからず。

写真４枚目は、7ルールにて御前酒を飲む長濱ねるちゃん。

それでは皆さん今宵も素晴らしい雄町ライフを。

御前酒 うきぐも

岡山県のお酒。酒米の雄町で有名な銘柄だね。雄町のうすにごりは初体験。口にするとドライだけど濃い味わいで酸味もいい！甘くない。西日本特有の辛口文化と雄町の味わいが個性的だな。