東洋美人 純米大吟醸 花文字 ひやおろし
開栓当日は固い印象でした。飲めるけど、これは本来の東洋美人を出せていない…
と思い、東洋美人はいつも通り開栓2~5日後を他楽しみに冷蔵庫で眠らせてあります。
開栓2,3日で少し丸みを帯びてきて甘さと濃醇さがのってきました。でも、まだ奥底にエネルギーを留めているような感じ
上立ち香りはモモやナシを思わせる香りで、きっとカプロン酸エチル何でしょう。
味わいは醇道一途よりも少しカルシウム感が強まっていました。シルキーさが強かったですね。鼻抜け香はそこまでなく、飲みやすい一献でした。
開栓5日目には逆にまろやかになり、それでいて飲みごたえもありそのまま完飲してしまいました。
スペック
原料米:
精米歩合:
度数:
酵母
澄川酒造場(山口県萩市大字中小川611)
https://toyobijin.jp/
1921年(大正10年)、米問屋だった澄川家が親戚筋の酒蔵を引き受けて創業。
銘柄は、初代当主が亡き妻を思って名付けた「東洋美人」のみで日本酒造りに挑んでいる。
2010年には、FIFAワールドカップ南アフリカ大会の公認日本酒に選定。2014年には、SAKE COMPETITIONのFree Style under 5000部門で1位を獲得。 ロシアのプーチン大統領は、2016年12月15日に行われた安倍晋三首相との夕食会において提供された東洋美人について、共同記者会見で素晴らしいお酒だと絶賛した。 また、中田英寿が厳選した日本酒を紹介する「Sakenomy Shop」では、2021年のサービス開始初回の70蔵に選ばれ、提供をおこなっている。
2013年に萩市を襲った豪雨で蔵は倒壊し貯蔵していた日本酒1万本が流されたが、翌年に3階建ての新蔵を建てて酒造りを再開。