「雪の松島」は1798年に創業した老舗酒蔵からつくり継がれてきた銘柄。現在は「やまと」グループ傘下として宮城県黒川郡大和町に醸造場を移転し大和蔵酒造に改名した。大和蔵酒造の酒造りを率いるのは、杜氏・関谷 海志 氏。「SAKE COMPETITION 2023」ではダイナースクラブ若手奨励賞を受賞した期待の若手。南部杜氏の技術や伝統的な酒造りを残しつつ、最新の設備を取りいれながら年間30種類以上の日本酒を醸している。世界最大級の市販日本酒の品評会である「SAKE COMPETITION 2023」の純米酒部門で、全国から集まった273点の銘酒の中から第1位に輝いたのが「雪の松島 海-KAI- ひとめぼれ 純米原酒」。生酒を瓶詰めしてすぐに火入れすることで、フレッシュな風味を閉じこめ、スッキリと爽やかな味わいが特徴の1本だ。