「綿屋(わたや)」は、当主の三浦家が養蚕業を営んでいたころの屋号。1915年に創業者・三浦順吉が「自分が飲む酒は、楽しんで自ら醸したい」と酒造業へ参入した際には、銘柄を「金の井」と名づけてスタート。その後、現蔵元・三浦幹典氏が就任して、今までの酒質を一新。料理と日本酒がお互いを引きたてる「食仲酒」をつくることをコンセプトとし、「綿屋」の銘柄を全国に展開した。現在は、毎年30種類前後のお酒を仕込む金の井酒造。米づくりへのこだわりも強く、全国をまわって見つけた徳島県産「阿波山田錦」をはじめ、情熱を共有できる農家さんのもとで契約栽培した酒米をつかう。水は「小僧山水」を使用。中硬水のため、軟水よりミネラル含有率が高く発酵がはやく進む特徴がある。しかし蔵がある宮城県奥羽山脈の麓では、冬場の厳しい寒さで発酵がとまる可能性があるため、発酵がスムーズに進むことで綿屋らしい味わいを作りだせるのだ。「綿屋 純米吟醸」は雑味がなく、スッキリと飲みやすいので、特に白身魚などの料理と相性ばつぐんだ。
綿屋のクチコミ・評価
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まさ
4.0
綿屋俱楽部 純米酒<黒>。
うちの近くのスーパーで購入していたもの。
「おもてなし米」とは、ひとめぼれの極早稲だそうな。生ではなさそうですが、要冷蔵なんですねぇ。
さて、グラスに注ぐと、然程強くないが、お米? お砂糖系の甘い香り。
口に含むと、口当たりはほんのり甘いが、味筋はフレッシュな酸味の立った中口ですね。
探りながら味わうと、雑味というわけではないが・・・甘旨酸の中に僅かに生酛っぽい独特の風味も感じます。
で、飲みごたえはスゴイです!
最後はほぼ苦みなくフィニッシュ。
これは「濃厚旨中口」ですかねぇ。
HPには「食中酒をさらに進めた料理と仲睦まじいお酒=食仲酒」とありますが、旨味たっぷりボディ+酸味ですっきりした中口なので確かにそんな感じです!
私的には、脂っこくて濃いアテ(ポテチ、親鳥味噌焼き、餃子など)に特に合うと感じました♥
総じて、際立った特徴は感じませんでしたが、これまた良い食中酒だと思います。
ご馳走様!!
特定名称 純米
原料米 ひとめぼれ(涌谷黒澤農場 おもてなし米)
テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通
2025年3月19日
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綿屋が購入できる通販






























綿屋の銘柄一覧
銘柄 |
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綿屋 純米大吟醸 阿波山田錦 |
綿屋 純米大吟醸 酒界浪漫 |
綿屋 純米大吟醸 雄町 |
綿屋 純米大吟醸 山田錦 |
綿屋 純米大吟醸 美山錦 |
綿屋 純米大吟醸 広島八反 |
綿屋 純米吟醸 阿波山田錦 |
綿屋 純米吟醸 雄町 |
綿屋 純米酒 亀の尾 |
綿屋 純米原酒 雄町 |
綿屋 純米原酒 阿波山田錦 |
綿屋 特別純米 美山錦 |
綿屋の酒蔵情報
名称 | 金の井酒造 |
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特徴 | 金の井酒造(かねのいしゅぞう)は、1915(大正4)年に初代・三浦順吉が宮城県栗原市にて創業した酒蔵である。地元の良質な水と米に恵まれ、当時の地名が金田村であったことから「金の井」を銘柄として名付けた。1989(平成元)年に四代目・三浦幹典が蔵を継ぐと、1996(平成8)年に新ブランド「綿屋」を全国展開。当時はまだ定着していなかった”食中酒”の概念を早くから掲げ、料理や出汁との相性を重視した酒造りを進めた。現在でも、酒と料理が寄り添い両者一体となる関係性を目指して「食”仲”酒」という表記を好んで用いている。仕込み水には、蔵の近くに湧く名水「小僧山水」を水仕事から洗米、仕込みまですべての工程にふんだんに使用。酒米にもこだわり、阿波山田錦や雄町、八反など全国の品種を採用する一方、米どころである地元産米にも力を入れている。その代表例のひとつが、栗原市の企業・川口納豆とコラボした「川口納豆」。同社が自社田で育てた「美山錦」を使用し、年に一度限定発売されるが、毎年即完売の人気商品となっている。 |
酒蔵 イラスト |
![]() (立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 綿屋 小僧山水 金の井 川口納豆 小僧佐藤農場 幸之助院殿 寿礼春 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 宮城県栗原市一迫川口町浦1−1 |
地図 |
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