群馬県藤岡市、御荷鉾(みかぼ)山系から湧き出す名水の豊富な場所で酒造りを行う蔵元。1995年に南部杜氏引退を機に、蔵元自らが杜氏をつとめ、石数を減らして昔ながらの手法で製造。蔵元の長男・松原広幸さんが加わり、2009年に「流輝」が誕生。自身の子供に付ける予定の名前だったが奥さんに反対され、酒名に。自分の子供のように育って欲しいとの願いが込められる。「流輝 純米吟醸 無濾過生 若水(シルバー)」は食前酒やデザートに合わせて飲みたい一本。マスカットのような立ち香と微量なガス感がある。
流輝のクチコミ・評価
流輝が購入できる通販
流輝の銘柄一覧
銘柄 |
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純米吟醸 無濾過生 シルバー原料米:五百万石、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
純米吟醸 無濾過生 山田錦原料米:山田錦、精米歩合:60%、酸度:1.8、アルコール度:15% |
純米吟醸 初搾り おりがらみ生原料米:五百万石、精米歩合:60%、日本酒度:-2、酸度:1.6、アルコール度:15% |
純米吟醸 桃色 無濾過生原料米:五百万石、精米歩合:55%、日本酒度:-20、酸度:3.3、アルコール度:14% |
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流輝の酒蔵情報
名称 | 松屋酒造 |
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特徴 | 松屋酒造の蔵は群馬県藤岡市にある。本醸造酒「当選」と名付けた酒を造っていて、必勝祈願や祝い事の酒として地元の人たちに親しまれていた。 この蔵が一気に全国区に駆け上がったのは、現社長の松原広幸氏が蔵に戻り、新ブランド「琉輝(るか)」を起ち上げてから。それまで南部杜氏が造りを指揮していたが、高齢のために引退すると社長自らが杜氏となり、本当に造りたい酒を手造りすることに。機械化が進む昨今の酒造りに逆行して、徹底的に手造りにこだわった。米は手洗い、そして自然放冷と昔ながらの方法で、小さい蔵だから可能な酒造りを追求したという。 こうして2009年「琉輝」がリリースされた。めざす酒質は、昔松原氏が飲んだキャンディのようなほのかに甘く柔らかな酒。ゆるゆると体に染み渡る「琉輝」は、無濾過生原酒でありながら優しく繊細だ。 それにしてもユニークな酒銘、蔵元に「どんな意味か」と尋ねたことがある。返ってきた答えは「息子につけようと思っていた名前」とのこと。自分が起ち上げたブランドを子どものように育てたい、という思いが込められているのだろう。すべてに自らの手をかける造り方にこだわるのも納得できる。(八田信江) |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 當選 平井城 三波石 都初雪 流輝 松屋事変 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 群馬県藤岡市藤岡180 |
地図 |
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