「さりげなく美酒」
新潟・青木酒造・雪男・純米酒・精米歩合60・15度・雪室貯蔵
▼青木酒造と言えば牧之。雪男は牧之の「北越雪譜」に出てくる『異獣』を指す ▼『山中に現れ、旅人の握り飯をもらいお礼に荷物を担ぎ、道案内をする毛むくじゃらの異獣』なのでラベルの絵は正しい。いわゆるヒマラヤの雪男とは違うのでそこんとこヨロシク(笑)
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▽立ち香は静かにて膨らむは含み香。芯がしっかり、飾ることなくニュートラルで旨みたっぷり。そしてさりげなくキレていく
▽辛口と言うよりまったりと心落ち着く旨口のニュアンスが強い。抱擁感のある酸がさりげなく全体を包み込み、隠し味として表には出てこない苦味が深さを作るとても良い仕事ぶり
▽適度な柔らかさでアルコールを感じさせず。飲み飽きしないという売り文句だが、本当にさりげなくて止まらなくてヤバいヤバい(笑)
特定名称
純米
原料米
美山錦
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通