純米吟醸 百四拾 桜ラベル。
マスカットやメロンのかなりフルーティな香り。先ず最初に甘味を感じます。後から米の旨味が追ってきて、ちょい酸味。普通に美味しいんですが、写楽の播州山田錦と飲み比べになってしまったのが不運と言うか…^^; 味の構成要素を言葉にすると良く似ているのに、どのエレメンツも写楽に及ばないと感じてしまいます。ま、あっちは飲みきっちゃったので、明日はこれ単体でどう感じるかですねー。
2日目。
グラスに注いだ瞬間に甘い香りが立ち上がります。味の方もやはり甘味が先行。と言うか、明らかに甘味が勝ってますね。後を追って旨味も来るんですが、それを十分堪能する前に苦味に移って引いてしまいます。田酒と言えばもっと米の旨味がグイッとくるお酒のイメージでしたが、これは何というか…物足りない感があります。正直に言ってしまうと、この方向性であれば手に入れにくい田酒を無理に追わなくても、他に良いお酒は数多あると思いました。かつてのイメージが期待値を上げ過ぎてしまったのかもしれません。いつか機会があれば改めてスタンダードな純米酒をやってみたいです。