京都府丹後地方の蔵元である木下酒造が醸す「Ice Breaker (アイスブレーカー)」です。
ここ最近よく見掛ける「玉川」で知られている蔵ですね。
さて、外観からはすっきりライトタッチを連想しますが、さにあらず。
上立香はほんのり熟成を感じさせ、口に含むと柔らかい酸とほのかな甘み及び熟成感、そしてしっかりとした旨味がやって来てほんのかすかな吟醸香が鼻に抜け切れて行きます。
蔵元推奨のオンザロックで戴きましたが、氷の解け具合による味の変化は大きくなく旨味は最後まで持続する感じです。
テイストは外観とは違ったイメージでがっしりしていて綺麗な味と言う感じではないが、趣向的には悪くないと思います。
あと余談ですが、私自身が感じる木下酒造の酒に共通するフィーリングはそこはかとなく洋酒に通ずるモノがあります。
杜氏のフィリップ・ハーパーさんが英国出身だからかもしれませんね(笑)
特定名称
純米吟醸
原料米
日本晴
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:普通