山の壽は、2017年に現8代目の片山郁代氏が社長に就任し、酒質やデザインなどを大幅にリニューアルした。定番酒である「山の壽 純米大吟醸 山田錦38」は、2020年の全国新酒鑑評会で金賞を獲得。旨みとキレのバランスがよく、大吟醸らしい上品な香りが特徴だ。1818年に福岡県久留米市で創業した山の壽酒造株式会社は、片山氏によって組織体制を一新し、廃業の危機を乗りこえた。杜氏制をやめ、30代以下の若手社員ら少数精鋭のチームが一丸となって酒造りに取りくんでいる。千利休の「真行草」の考え方をもとに、日本酒の真髄を学びつつ、山の壽ならではの独創的な酒造りにも挑戦。「ヤマノコトブキ フリークス」シリーズでは、独自の泡沫(うたかた)発酵製法でプチプチとした発泡感をくわえたり、グレープフルーツやマスカットを感じられる成分を加えたりと、新しい日本酒の味わいを楽しむラインナップも登場している。「Good times with Yamanokotobuki(山の壽と良い時間を)」をテーマに、お酒とともに楽しい時間を過ごしてもらえることを目指す。
山の壽のクチコミ・評価
山の壽が購入できる通販
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山の壽の酒蔵情報
名称 | 山の壽酒造 |
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特徴 | 福岡県南部、筑後川と筑後平野に囲まれる自然豊かな久留米市に蔵を構える山の壽酒造(やまのことぶきしゅぞう)。江戸時代後期、1818年(文政元年)に創業。当時、産業と言えるものが地域にあまりなかったことから、地主であった初代が地域で取れる米を地元の産業にと酒造りを始めたのが始まりである。かつては普通酒がメインで、鑑評会に出品するものに「山の壽」の名前を使っていた。2017(平成29)年に8代目・片山郁代氏が蔵に入ると、「全ての銘柄が鑑評会に出品できるクオリティーのものを」という想いで、「山の壽」を主要銘柄に掲げた。ブライダル業界出身という経歴での経験を活かし、リキュールの開発なども手掛け、酒造りも従来の杜氏制から社員での酒造りへと体制を変える改革を行った。作業工程をデータとして記録することで皆で共有でき、全員が一丸となって造りを行えるようになると、福岡県酒類鑑評会最高賞、全国新酒鑑評会金賞など評価も得るようになった。 千利休の「真行草」の考え方をもとに、日本酒の真髄を学びつつ、独創的な酒造りにも挑戦している。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 山の壽 BaSaRa 万作 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福岡県久留米市北野町乙丸1番地 |
地図 |
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