端っこシリーズ、またもスーパー玉出で発掘。
「お造りの切り落とし 358円」。
端っこながら、普通にぺろっとカンパチやサーモンやまぐろが一切れ入ってたりして、「切れ端」感がめちゃ薄い。
ちょうど家にミョウガ・ショウガ・青じそ・ミックスナッツ(無塩)など、なめろうの材料があったので、「端っこdeなめろう」を作ることに。
ホタテとイカは避けて、醤油をつけて先につまみ食い。台所の隅に置いた「奈良萬」をきゅっと冷やで飲む。これ、酒屋さんで「お燗にオススメのお酒ください〜」と言って出してもらったんだけど、冷やして飲んでも美味しい。
一口目からまろやか、旨みジューシーの詰まったお酒。つまみいらずだけど海鮮にももちろん合う。ちょっと気分がよくなったところで、料理に取り掛かる。
ひたすら包丁で刻み、叩き、味噌を練り込んでさらに叩く。でも、今日は刺身の端っこたちの味が混ざりすぎないよう、少し粗めでやめておく。
「奈良萬」を今度は燗にする。酒屋のオッちゃん曰く「お燗にして美味しいお酒」と雑誌に載ってたらしい。
熱っ、と思うほど高めにして、酸がぐっと前に出たところを飲む。身体が一気にほわっとぬくもる。
そこに色も味もカラフルななめろう、これまたスー玉で買った函館のいかめし、自作の野菜の甘酢漬け。
もう日本酒バーでもやれるんじゃね?とスーパー玉出の偉大さに感謝しながらの一人飲み。
こたつで熱燗、気がついたらぬいぐるみを枕にとろけていた。
だんだん、一人でも大丈夫な夜が増えていく。気を抜くとビュッと心に吹くすきま風を入れないように、酔いでフタをして朝を待つ。
冷蔵庫には誰かと一緒に飲むつもりで買ったお酒がごろごろ。減らないので一人飲みスキルを上げるしかない。
がんばれ、私の肝臓。
特定名称
純米
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1