1728年創業の藤﨑摠兵衛商店の代表銘柄「長瀞」。もともと蔵があった埼玉県の寄居から長瀞に蔵を移転し、米・水・蔵人すべて埼玉のもので醸すことで埼玉でしか造れない地酒にこだわって誕生した日本酒だ。日本でもトップクラスの日本酒出荷量ながら、あまり日本酒のイメージが浸透していない埼玉県。より多くの人に埼玉県の日本酒のおいしさを知ってもらいたいと、仕込みには「さけ武蔵」をはじめとする埼玉県産の酒米と、名水百選にも選ばれた長瀞風布地区の湧き水を使用。長瀞の湧き水は軟水のため、発酵がゆっくりと進みやわらかな酒質になる。めざすのは「最初から最後まで食事に寄り添う酒」だ。「長瀞 純米大吟醸酒」は、Kura Master 2022で金賞、IWC 2023ではSilverを受賞するなど、高く評価された日本酒。精米歩合40%まで磨きあげ、雑味がなくスッキリとした味わいが特徴だ。