そこはまさに純米吟醸の無い街。
群馬県には35の市町村がありますが、そのうち20
の市町村は消滅可能性都市と言われているそうです。
消滅可能性都市とは、簡単に言うとこれから20年以内に結婚適齢期の女性が半分以上減ると推測されてる都市のコトを指します。
そんな街の酒屋にはどんな酒が売っているんだろう!?という漠然とした疑問を抱えて西毛に車を走らせました。
岡をこえ山をこえ、辿りついた酒屋には見慣れない本醸造がずらりと並んでいます。
一見サビれた酒屋でも、店主の元気よい「いらっしゃいませ」という声が店の中に響きわたりました。
きっとここに来るお客さんは、酒だけが目的ではないみたい!?
一番売れ筋の商品を買うことにしました。
巖 晩酌
穏やかな旨味と減り張りのある後口。本醸造でもしっかり巖らしさを感じました!
人情の味がする酒です。