冬の月 純米大吟醸 無濾過 生酒 輝月
2021.01製造
本日の2本目は冬の月です。
たまーに飲みたくなるなるんです、冬の月は。今日の冬の月はいつもと違い純米大吟醸。どのような味わいを披露してくれるのか楽しみです。
グラスに注ぎいざ実飲。
【スペック】
○精米歩合
50%
○使用米
アキヒカリ(岡山県産)
○使用酵母
岡山白桃酵母
○アルコール度数
16.5度
【味わい】
○立香
クリーム系の甘い香り
○含み
サラリとした口当たりからの月の光のように主張しすぎない甘旨味。
○中盤
甘旨味が口中で更に膨らむ。
○余韻
いきなり酸味がふと現れてすぐに苦味にバトンタッチ。余韻は長めにフェードアウト。
【甘辛】
中間よりちょい甘寄り
【総評】
おいしい。オススメの温度帯は冷や。冷やすと味わいはシャープになる印象で、冷やしすぎると酸味と苦味、アルコール感が前面に出てきてしまいよろしくない。温度が上がるにつれ、月が満ちるように味わいも丸く変化。名称が月ということもあり狙ってるのかな?というような見事な味わいの変化です。
月っていいですよね。満ちたり欠けたり。いろいろな表情がある。S2000に乗っていた時代は月の出ている夜のオープンドライブは格別でした。太陽みたいに自己主張はありませんが、ふと見上げると
「あ、お月様」
知らないうちに寄り添ってくれている控えめだけど優しいヤツ。無心にクルマをドライブし、どこまで走っても月はいつもそこにいるんですよね。
「月はいつもそこにある」
月が好きな私の好きなガンダム作品といえばガンダムXです。その最終話のタイトル。レビューで使ってみたかった言葉です。
最後にガンダムX、第1話〜2話の名場面で締めます。
「月は出ているか?」
「え?」
「月は出ているかと聞いている!」
ジャンジャジャジャン♪
テ~テテ~♪
(BGMサテライトシステム)
「くそっ、どうしたらいいんだ!!」
「ガロード・・・」
「え?」
「あなたに力を・・・」
『ピー、コー』(サテライトシステム受信音)
月から一筋の緑の線がガンダムXの胸部を通る
「サテライトシステムを使って」
「サテライト・・・システム・・・?」
「これか!」
『ガシャン』
ガンダムXの背中のバインダーが開き羽のようにXの形になり長身の砲身が右肩にかかる
♪テ~テテン テテン テテン テテン テ テン (中略)テテン テテン テ~テテ
わ~すれかけた、ゆぅめがいぃ~まう~ごき~だすぅ~
(機動新世紀ガンダムXOP DREAMSより)
「いっけぇ~~!!」
『ギシューーン』
その右肩部の砲身からガンダムXの大きさを越える程大きな閃光が周りを焼き尽くす
今宵も素晴らしい日本酒ライフを。
特定名称
純米大吟醸
原料米
アキヒカリ
酒の種類
無濾過 生酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通