初搾りの日に24時間以内に瓶詰めをして出荷を行うため、夜通し作業して夜明けとともに完成することから「酒々井の夜明け」と名づけられた純米大吟醸酒。毎年数量限定で純米酒として発売していたものをリブランディングし、誕生した。ボジョレー・ヌーボーのように一年に一度の初搾りの喜びを多くの人と共有したいと思いをこめて、「日本酒ヌーボー」として誕生したお酒だ。醸すのは千葉県印旛郡に蔵をかまえる飯沼本家。「酒々井の夜明け」には千葉県産の米「ふさこがね」を50%まで精米し、酒々井の水をつかって地元の味を表現することを大切にしている。フルーティーな味わいが特徴的で、誰もが飲みやすい1本だ。おいしい酒づくり、たのしい場づくりをモットーに、イベント企画などを通じて日本酒を楽しむ場づくりにも力を入れている。
酒々井の夜明けのクチコミ・評価
酒々井の夜明けが購入できる通販
酒々井の夜明けの酒蔵情報
名称 | 飯沼本家 |
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特徴 | 千葉県の北部中央に位置する印旛郡酒々井町。その町の名は、親孝行息子が井戸から水を汲んだところ、酒になったという「酒の井」伝説という珍しい由来を持つ。そこに300年の歴史を持ち蔵を構えるのが「飯沼本家(いいぬまほんけ)」である。もともとは農業と林業を営んでいたが、元禄年間に江戸幕府より神社仏閣に奉納するための酒を造る許可を得たことから、日本酒造りをはじめたとされる。代表銘柄は「甲子」が知られ、干支の一番最初にあたり物事のはじまりを意味すると考えられていることから、縁起の良い名称として名付けられた。酒造りの特徴としては、県内でも数少ない精米工場を持ち、時間と手間はかかるが雑味の少ない味わいが可能となる『扁平精米』という方法で精米を行っている。また、最新の機器も導入し、大型タンクでは“櫂入れ作業”をコンピューターで制御し、温度も0.1℃単位で管理し、少人数で機械の利点を生かしつつも伝統の技で醸す製法で酒造りは行われている。近年では酸味を生かし仕上げた「甲子あっぷる」や、しぼったその日に発売する”日本酒ヌーボー”「酒々井の夜明け」など新たな商品も次々に登場し、長い歴史ながらも伝統だけでなくチャレンジ精神のあふれる蔵である。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 甲子 一喜 きのえねアップル 酒々井の夜明け THE EVOLUTION |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 千葉県千葉市中央区春日2丁目9−15 |
地図 |
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