しぼりたての限定酒が最短で届いたので、今すぐにでも開けたいのをガマンして飲み比べの日を待つ。
2日空いたからと言って、そこまでお酒の質が変わるとは思えないけれど、作り手と流通と販売の人達がめちゃくちゃがんばったのには応えたいやん……一口だけ……いや、開けちゃうと変化しちゃうよね……とフタに手をかけては耐えていた。
やっと開封。
最近、付き合いの飲み会がどっさり入ってきたり、仕事が忙しくなったりで「部屋を借りて半日まったり飲む」、おこもり飲みの機会が減ってしまった。
貴重な時間に、とっておきのお酒を開ける。
つくりたての、シュワっとした刺激はあるけれど控えめ。落ち着いた甘さと酸のバランスがよく、すいすい飲めてしまう。
なにより、ビンが透明でおしゃれで気分がアガる。
作ったり買ったりした肴を並べて、持ち寄った「Ohmine 3grain」や「蓬莱」の限定酒を甘いかな〜こっちは濃いな〜とか言いながら飲み続ける。
店飲みではない安心感からか、貴重な時間なのに気がついたら夢の中にいたりする。
いい大人がこんなだらしないことしてちゃダメだ、と帰り道で反省する。でも、あの酔いっぱなしの時間をまた過ごしたくて、次の約束をつないでしまう。
日本酒好きだと「去年飲めなかった◯◯の新酒を飲みたいな」なんて飲む理由が年中作れるのがよろしくない。
今回飲んだしぼりたて、つぎは「元旦しぼり」とか「立春朝搾り」かな……と、すでにあと3ヶ月先まで予定が組めてしまう。
けしからんです。
特定名称
純米大吟醸
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1