坊主が二人でオショウガツー!(古っ!)
などと目出度い事言ってたのが一月と少し前
今では皆さんも「コロナ後の世界と日本の在り方」などをお考えの事でしょう(居ねえよ!そんな奴は! ココに居んのは、年中酒に浮かれた酔っぱらいだけなんだよ!)
私、タンロンも将来について考えた時に、このままではイカン!と思い立ち、行動に移す事にした訳であります。
まずは増え続けている酒ストックのチェックと整理をしなくては!と
そして、酒ストッカーとアチコチに隠してある酒を引っ張り出したところ、ストッカーの一番奥にひっそりと佇んでいたのが今回レビューを投稿する
花浴陽 純米大吟醸 山田錦 無濾過生原酒でした。
思い起こせば昨年11月、色っぽいラベルの雅な金文字が正月に相応しかろうと購入し、ストッカーの奥に仕舞い込んだ物でした。
その後、田酒ニューイヤーボトルを購入、「一年の計は田酒に有り!」と予定を変更したまま、花浴陽は忘却のサケコさん(ビミョーな事言ってんじゃねえよ)と成り果ててしまったのです・・・
アハハ、ちゃんと整理しとかんと駄目だよねえ、って事で呑んでみた
ごめんね、アビちゃん!と声を掛け、ピキっ!キュルキュルっと開栓
先ずは、香りを! 花浴陽と言えばパイナップルと皆さんが言ってらっしゃるが、どれどれ
クンクン、甘〜い香り!パイナップルと言うよりパイナップルの缶詰(台無しな例えだな)
初日は、発泡感と酸味が同時にシュワっ!サワーっ!と来る感触
その感触と共に甘い果実味と苦味
とにかく、全部が同時にやって来る、面白い!
余韻は短く、ベタつく感じは無い
只、口中に張り付くような生酒の感触は有る
果実味タップリの甘苦なデザート酒
人気が有るのが納得できる味わいですなあ
だけど、この花浴陽を四合瓶で3,500円位(ハッキリとは憶えとらんのよ)で買うより、荷札酒を二本買う方が幸せになれる、あくまでも個人的にネ
ドッチが旨い不味いでは無く、自分として幸せを感じるのはドッチか?っていう話
こうなると酒の評論ではなく自分にとっての幸福論、哲学だね(笑)
そんな訳で評価は渋め、費用対幸福度って大事でしょ
っと小さい事を言ってるケド、この酒を1万円以上で買う奴が居るんだよね
プレミア価格って言うの?、なんだよそれっ!
あたしゃ、認めねえよ!プレミア価格なんて!
例え十四代様だろうと、認めねえよ!
お天道さんが認めたって、あたしゃ絶対認めねえ〜よ〜っ!
そんな値段つけて売ってる奴は悪いケド、買う奴が居るからだよねえ
もちろん、飲み屋商売やってる奴が店用に少々高くても買うって有るんだろうケド
せめて、酒が好きで呑んでる人達は馬鹿げた値付けして売ってる酒を買うのを止めようネ、草の根運動(笑)
1月
特定名称
純米大吟醸
原料米
山田錦
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1