nobilmente 東条山田錦28 アル添
山田錦フェスラストの9本目。
瓶が薄紫。十四代のトップ3と同じ。気合入ってるなぁ。
香りからして普段の酒(5,000円未満/4合)とは別。非常に上品繊細。めちゃくちゃ薄い膜が面でそっと被さってくる感じ。圧がない。去年の今頃飲んでた石田屋もこんな感じだったなぁ。心なしか色も透明に近いように見える。
甘2→2
旨3→3
酸3→4
苦5→7
辛2→3
余韻 長
石田屋に似てる。苦味が強い。けど他の要素もくっきり鮮明でギャラクシー感。横にステージが広い。この上なくスッキリ爽快。とんでもないクリア感。
香りが鼻に登る前の一瞬の甘さが心地よい。透明感は極上。
この値段で食中酒、この苦味が素材の味を増幅させる。
4合で万を超えてくると、主義主張を表した芸術作品を買っている感じ。杜氏の講演を聴いているような。
ところがどっこい夢じゃありません。
芸術です。これが芸術。