白隠正宗 （はくいんまさむね）

今日は先月に名古屋に赴いた際に購入した試験醸造の2本を飲み比べ。

白隠正宗 令和2年試験醸造①

誉富士に変わる酒米を試験醸造したお酒その1

爽やかでスッキリとした酸味が香る。
キリッとした飲み口に、芯のしっかりした旨味、少し後味に苦味。
穏やかでスッキリしているので飲みやすい。
温めると旨味が口の中で天井にぶつかり、ブワーっと広がる。
ジリジリとした酸味から生まれる旨味が抜群。
良い食中酒だ。

白隠正宗 誉富士純米酒

大晦日に飲んだ一本。
以前飲んだ白隠正宗がそれほど好みではなかったので なかなか手が出しづらい銘柄になってたけれど これは美味かったです。
年末ということでちょっと豪華な魚介類と一緒にやったら あっという間に四合瓶が空になりました。

独特の風味があって飲んだ後の余韻が特徴的です。
ただやっぱり大吟醸の方が甘みも強く濃厚で旨いと思う。

白隠正宗　誉富士純米酒
精米60%　アルコール15度
上立香穏やか、口当たり弱めでまったりした甘みに後味はしっかり強めの酸味で辛口。印象強く残りませんでしたがスッキリとした辛口酒　#note75

白隠正宗　令和二年試験醸造②。技の二号。誉富士の後継品種となる酒米の試験醸造を使用した限定酒。異なる酒米で醸された①と②をセット販売されていたので、歓喜して購入。常温で呑む。味わいは定番酒にかなり近いが、腰が太く、後味に癖がある。白隠正宗の切れ味が健在なので、気にはならない。驚いたのが、癖のある肴と合わせると、包み込む旨味が現れること。旨味が隠されており、燗映えするなと思うし、熟成しても面白い。一方で単独でだらだら呑むなら癖の少ない定番酒の方がよい。冷酒や燗での評価もしてみたいので、今度は1升瓶で試したい。

白隠正宗　令和二年試験醸造①。力の一号。誉富士の後継品種となる酒米の試験醸造を使用した限定酒。異なる酒米で醸された①と②をセット販売されていたので、歓喜して購入。常温で呑む。定番酒と比較して、開けたてから甘みと旨味が表に出ていながら、ボディの厚さも感じる。白隠正宗らしい切れ味も健在で、定番酒よりも甘みや脂が強い酒でもいけるなと思う反面、甘み勝ちでだらだら呑むなら定番酒の方がよい。冷酒や燗での評価もしてみたいので、今度は1升瓶で試したい。

意見が分かれる通な味。これだけ飲んだら味気ないというか、少し物足りなく感じる。しかし食べ物と一緒に口に含んだら、全く違う景色になります。特に濃い味付けのものと一緒に飲んだら、水のようです。日本酒は面白い

白隠正宗　辛口純米
　かなり冷やした状態でいただきました。
　香り控えめ、薄らとした甘旨味はありますが、すっきりした飲み口と後味のきれがよい辛口の食中酒の印象。
　恐らく、燗、または常温の方が円みが増幅し、より美味しくいただけるような気がします。

静岡県沼津市 高嶋酒造
純米吟醸　白隠正宗　
原料米 山田錦
精米歩合 50%
使用酵母 静岡酵母 NEW-5
日本酒度
酸度
アミノ酸度
アルコール度数 16度
仕込み水　

香りは控えめ。
口に含むとまろやかな感じがします。
透明感のある辛口でバランスの良い味わい。
酸味もあります。
フィニッシュも辛さが残るのみ終わりです。

次回は沼津自慢の鯵の干物と一緒に！

おカンで美味しいと聞いて京都の伊勢丹で購入！
冷やで試しに飲んで見たところ、
あっさり、切れ味良しという感じ。
ひとまず40℃くらいから温めてトライ。
冷やとは違いふっくらした味わいが広がる。
でもとてもまろやかで優しい味。
食べ物の邪魔をせず、
いくらでも飲めそうなそんな酒