達磨正宗、古酒飲み比べ。
地元の居酒屋「真酒亭」主催の古酒の会で、白木さんも参加されて亭主村田さんとのW解説付きの、達磨正宗他各種古酒の飲み比べの会。
まず、達磨正宗3年古酒Kura Master 受賞酒。今日飲むお酒の中ではライト級。ほどほどの熟成香とお味。フランス人にも味がうけて、注文が入るそうです。
次は、達磨正宗・生酒造りの古酒。生だけど、変質せず、ちゃんと古酒になっています。特徴は、色以上のコク、熟成感が感じられること。
達磨正宗20年古酒の会頒布酒(1996年造り)。「20年古酒を造る」と募って、10口余しか造られていない貴重なお酒。常温保存の方はメーラード反応が進み、色が真っ赤。他方、冷温貯蔵酒もあり、これは黄金色。お味は、低温の方が力強く、味の広がり、深みが感じられ、今日イチの美味しさ。他方常温は色香り味ははっきりしているが、味わいは単調。揉まれすぎて年をとって素直になったのと、じっくりゆっくり実力を蓄えて味わい深くなってきたのとの違いが生じたというか・・。熟成というのは不思議です。
達磨正宗ビンテージ古酒(1971年)。吟醸酒造り。達磨正宗さんは、最初の古酒の造りは吟醸酒で作られたそうです。やはり、タンパク質(窒素分)が少ないため、熟成の度合は浅くなります。そのため、超長期古酒だけど、爽やかな感じがしました。
達磨正宗昭和47(1972)年醸造酒。速醸、頸城杜氏の純米酒造り。これは、年代相応の熟成が進み、やはり、真っ赤です。コクが強く、酸味も感じられ、味も深いです。
とんでもないお酒ばかりでしたが、最後は口が古酒、古酒になり、新鮮なお酒が飲みたくなりました。
特定名称
純米
原料米
その他
酒の種類
古酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+2