三千盛 純米大吟醸 から口 1.8
製造 2023年6月 開栓 10月14日
流行りのお酒が続くと無性に三千盛でリセットしたくなります。
言い尽くされていますが、
文字通り「水々しい」辛口酒。
「瑞々しい」ではありません(笑)。
初めて口にすると、きっと物足りなさを感じます。
でもね、
超控えめな吟香、
何?と3秒留めると、微かに爽やかなサイダーの甘い香りにたどり着く。
酸でお出迎え、穏やかな甘味を僅かな苦味が引き締める。
余分なものをすべて取り除いたようにスッと入る。
この間、刺激なくサラサラ流れて、
抜群のキレ。
スッキリながら、しっかり辛口を意識させるマジック。
ある意味平板ですが奥は深い。
いざ料理と合わせると実に平穏。
酒を意識させず、食事が進みます。
名古屋を中心とする東海地方ではお馴染みの銘柄。
火入れして、熟成し酒質の安定を待って出荷していますので、いつ飲んでも外れなし。
お店のお酒メニューに載っていれば、(経験上)そこの料理は8割5分くらい期待出来ます。
「飲める店」リストのジャンルの幅広いこと、寿司割烹はもちろん、焼肉フレンチまで中華以外は何でもござれ。
「何か辛口の酒を‥‥」
「岐阜のお酒ですが、いかがですか」
特約店にて 税込3,410円