1805年創業の元坂酒造が誇る代表銘柄「酒屋八兵衛」。創業者である元坂八兵衛氏の名前から命名された酒名だ。ユネスコエコパークに指定される三重県大台町で、清流・宮川近くに蔵をかまえる元坂酒造は、棚田を利用した自社田で日本最古の酒米品種「伊勢錦」の栽培にも取り組む。豊かな自然の恵みと伝統の技術を代々受け継ぎ、現6代目の元坂新氏がめざすのは、「日常に寄り添い、飲み飽きしない晩酌酒」。昔ながらの山廃仕込みを採用し、しっかりとした旨みを感じながらもキレのある酒質が特徴だ。山田錦を100%使用して醸した「酒屋八兵衛 山田錦 生酛純米生原酒」は、芳醇な旨みを感じながらも、飲み心地はかろやか。生酛仕込みならではの複雑な味わいが感じられ、飲み飽きしないので食中酒として楽しめる。
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酒屋八兵衛の酒蔵情報
名称 | 元坂酒造 |
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特徴 | 三重県多気郡大台町。ユネスコエコパークにも認定されている自然豊かな地で、1805(文化2)年に創業した元坂酒造(げんさかしゅぞう)。「グラス一杯の煌めきよりも、一晩の安らぎ」をコンセプトに、清流宮川の伏流水、三重県の米を主に使用する酒造りを行っている。蔵元である6代目元坂新氏が誕生させた、創業者の名を冠した代表銘柄「酒屋八兵衛」は、出荷量の約6割が三重県内で、酒屋だけでなく伊勢志摩など観光地のホテル・土産店にも並ぶ。使用する酒米を自社田で育てていることも特徴で、約4haの田圃では、江戸末期に撰種された日本最古の酒米・伊勢錦を醸造期が終わる春先から秋にかけて育てている。長らく蔵元が自ら杜氏となり仕込みを行っていたが、2019(令和元)年より息子で7代目の元坂新平氏と、弟である彰太氏が酒造りの指揮を担う体制へとチェンジ。「酒屋八兵衛」のスタイルを継ぎつつも、新たな変革を行い、2021(令和3)年には新銘柄「KINO 帰農」を生み出す。"全ての産業は農に帰する。"をコンセプトに、自社田の伊勢錦を古典的な製法であるきもと造りで醸し、芳醇なお米の旨味を表現している。 |
酒蔵 イラスト |
(山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 酒屋八兵衛 東獅子 風の宮 神舞 心眼 海津 Talkin Loud & Sayin Something KINO(帰農) 松阪城 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 三重県多気郡大台町柳原346−2 |
地図 |
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