「笑四季劇場 エンプティ」
【empty】
中身のない、空の、空いている、空っぽの、ガラガラの
ではなくて、たぶん「虚ろな」って言いたかったのであろうコノ酒。
まあ笑四季なんで、お味の方は中身が無いなんてことはないはず。
仕事終わりの虚ろな頭で開栓。
予想通りの笑四季臭。
フルーツ+靴下の匂い(笑)。
わかります?あの開栓の一瞬だけ臭うモワッとした感じ。
パパイヤとかマンゴを切った時のいわゆる南国フルーティー臭。
お味のほうも安定の笑四季味。
基本甘いんです、ココの酒。
そのベースに、酸と香りをどう乗せるかで個性付けをしているのかなと勝手に思ってます。
このエンプティは、701酵母=7号酵母の泡なしバージョン。
確かに泡感はほぼなく、甘味がダイレクトに舌を覆う感じ。
あー笑四季の目指す味わいはコレなんだなと、ハッキリわかるヤツです。
飲み手によっては甘いな~で終わってしまうかも。
でも目指す方向性がハッキリしているココの酒は、なに飲んでも安心感があります。
なんてこと考えながら飲んでたら、4合瓶なんてアッちゅうまにエンプティ。
写真は先日滋賀ブラしてきた、東近江の五箇荘の町並み。
三方よしの昔ながらの近江商人の町です。
「三方よし」とは「買い手よし、売り手よし、世間よし」の精神。
今の時代にも当てはまる良い言葉だと思いませんか?