「道灌 純米吟醸」
まずこの瓶。緑に濃淡の紫の配色。
この組み合わせはセンス抜群。
酒は味も大切ですけど、見た目も大切。
これに差し色のオレンジとか入ってたらもう完璧!と瓶をしげしげ。
ルアーを作る時に色を塗るので、カラーリングには凄く興味があるのです。
あ、酒ね(笑)。
はい、道灌さん知ってます。
あれでしょ、ガツーン!
ところが。
あれ?香りも嗅がずに一口含むと、春の小川のようにさらさら~っていくやんか…。
そして微かな古本屋の香り(笑)。
これは俗に言う辛口というやつなんですか?
確かに甘酸旨味はさほど主張せず。
そしてスパッときれて古本屋だけがおる感じ(笑)。
ところが燗したら急変して別物に。
古本屋消えて旨味だけ膨らむ感じ。
この味と変貌ぶりは不老泉の辛々を思い出しますねー。
結果、いわゆる食事の邪魔をせず、色んなモノに合わせやすいヤツでした。
ラベルに能登流とあるんだけど、太田酒造の杜氏さんはそうやったっけ?
また聞いてみよ。
あ、最後のは鑑評会出品酒バリの気合いを入れて作った、バスカラーのバス用ルアーです。
失くすの恐くて一生使えません(笑)。