守破離 山田錦 吉川2016。
五百万石っぽいラベルだけど、吉川産山田錦です。よく見ると配色が少し違う^^; 2018年に満点を付けたのと同じやつです♪ 更に2年5ヶ月経過してますが…やっぱね〜旨いんです。ほんのり熟成香なのかな?という香りが吟香に乗ってますが、含んでみると4年の歳月が信じられないフレッシュなシュワ感。ゆっくり低温熟成されただけあって、うまい具合に円みが加わってます。こういう綺麗な熟成を経たお酒って、そうそう無いですね。個人的には王祿か酉与右衛門くらいしか思いつきません。もちろん常温貯蔵でお酒を苛めて良い熟成感を引き出したお酒も(特に燗では)好きですが、このクリアな熟成感はやはり特別だと思います。通常の守破離だとたいてい口開けは硬いんですが、もう最初から旨味が開いてますね♪ 柔らかくて滑らかな甘辛中庸な旨味と時々チラッと光るような酸。喉越しも抜群でキレ際にほんの少しの苦味。注文通りのウマさです^ ^
5日目。
まだ開栓時にシュボッと音がします。やや辛味が強くなってるかな?ちょっと置いておくと他の要素も出てきますが、口開けに比べるとちょい辛ですね。今日は味見程度で^ ^
7日目。
冷えた状態ではキリッと固い感じですが、30分も室温に置くといー具合にバランス良く味が出てきます。まぁ前にやった時よりはちょーっと旨味の塊感が弱いかなぁ^^; そのぶん守破離にしては辛さが立ってる気がします。そういう意味では流石にもう4年前に蔵出しされたお酒だし、ピークアウトしてるのかもしれません。それでもじゅーぶん旨いですんですけどね^ ^ 何だかんだ言っても、やっぱり守破離が好きなんです。