風の森/25周年記念/未来予想酒Ⅰ /生酒
★4.5
風の森4種飲み比べ記念④。
今年2023年は「風の森」ブランドは25周年。
今回の日本酒テーマは25年後の風の森、「5種の微生物」。確かに美味い日本酒は味が均一化しつつある。今後は差別化戦略こそが、本当に重要になるのかと。
開栓の発泡感は相変わらず。ALPHA6とは異なり、口当たりの酸味からの発泡感と余韻が凄い。
税込2,750円。単体で購入したので郵送費込みで4,000円。高いけど美味い。飲み口の余韻は言葉で表せない凄い。これこそ、「5種の微生物」。間違いなく品評会レベルの日本酒。
常温でもシンプルに発泡感と微生物の余韻を楽しめる。下記のように仕込みに手間がかかっているのに、この価格はクレージー。他のブランドなら5,000円クラスのクオリティ。
【以下公式HPより抜粋】
今回の風の森 未来予想酒Ⅰでは、一般的な日本酒は酵母、黄麹菌の2種、もしくは菩提もとや生もとのように 乳酸菌を加え3種の微生物で造るのですが、これに加え、ピキア属菌、白麹菌にも活躍してもらいました。
[1] 酵母(7号)…Saccharomyces cerevisiae →アルコール分と香りを作り出す。
[2] 黄麹菌(国菌)…Aspergillus oryzae →お米を分解して甘味や旨味を生み出す。
[3] 正暦寺乳酸菌(正暦寺で発見)…Lactococcus lactis lactis →厚みのある酸味の乳酸を生み出す。
[4] ピキア属菌(酵母の一種)… Pichia spp. →香りに幅を生み出す。
[5] 白麹菌(焼酎麹)…Aspergillus kawachii →爽やかな酸味のクエン酸を産み出す。
※風の森シリーズでは[1] [2] 、風の森ALPHAシリーズでは[1] [2] [3] を使用。未来予想酒Ⅰでは[1] から[5] の全ての菌が活躍します。
酒の種類
生酒
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1