風の森 6号への敬意
2022.05製造
どうも、昨日からお盆休暇に突入しましたばんないです。
休暇一発目のお酒は風の森から。今回は新政さんとのコラボレーション酒である「6号への敬意」です。こちらは通常版でありまして、真中採りも存在しますが今回は縁がありませんでした。
味わいに新政感はあるのか、はたまた風の森としての新たなる6号の可能性を示すのか…。
早速の開栓です!
【スペック】
○使用米
秋津穂
○精米歩合
66%
○アルコール度数
16度
【味わい】
○温度帯
花冷え→常温
○香り
メロン、砂糖…いい意味でいつもの風の森感とはちょっと違った香り。
○含み
プチプチガス感からヌメーっとした甘み。ちょっとケミカル系の香りと味わい…。
○中盤
砂糖のような甘みの奥に新政系のモダンな香りがチラホラしますが、ヌメつくような嫌な甘みが前面に出てきます。
○余韻
苦味がきますが、これまた変な苦味。う〜ん…。
【甘辛】
甘口
★総評
6号酵母感は皆無です。風の森のフルーティさと6号の酸味が合わされば最強じゃね?と思っていましたが大いに期待ハズレでした。
甘味はヌメるようなケミカル系の甘味、それが中盤から余韻まで続き、余韻の最後まで影響を及ぼしています。含みから余韻までの終始を通じて異様な甘味と苦味が大変気になりました。お世辞にも美味しいとは言えない。別に新政とコラボしなくてもよかったんじゃね?
6号酵母感もなければ風の森感もないという、相乗効果で良くなるというより、お互いの良いところを打ち消しあっています。良いところは話題性だけという悲劇の一本でした。
※あくまで個人の感想ですので悪しからず。
今宵も素晴らしい日本酒ライフを。
原料米
秋津穂
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1