風の森 愛山807 真中採り
2022.07製造
昨日の夜レビューのはずがレビュー打ちながら撃沈してました笑
風の森 真中採りです。酒米は愛山。もう、風の森の愛山は大好きなんです。まぁ、自分が愛山ファンであるからですね笑。
風の森の出会いは住吉酒店さんにて。当時の私は駆け出しの日本酒好きオヤジだったのです。プレミア酒の存在や、どの銘柄が手に入りにくいかなんて全く知りませんでした。そんな私はお店には入るなり店員さんに
ばんない「すいません!No.6ありますかっ!?」
と、今では恥ずかしくなるような質問を大きな声で聞いたんです。周りのお客さんも「えっ!?」という感じで私を振り返ったのを今でも覚えてます笑笑
店員さん「申し訳ありません、No.6の在庫はございませんが、No.6に負けない味わいのお酒をご紹介させていただきます。…この風の森です。」
これが私と風の森とのはじめての出会い。最初はお試しで「プチ」を買ったんですが、自宅で開栓して飲むと大変おいしく、4号瓶で買わなかったことに後悔したもんです。
それ以来の風の森との付き合いとなり、今に至ります。
そんな思い出深い風の森の最高の部分を採った極上の1本、開栓です。
【スペック】
○使用米
兵庫県産愛山
○精米歩合
80%
○アルコール度数
16%
【味わい】
○温度帯
花冷え→常温
○香り
開けたてはかなり複雑で例えようがないほど。グラスに注ぐと爽やかなりんごの香りと砂糖の甘い香り。
○含み
軽やかな甘酸味、リンゴやアプリコット系の香りが花開きます。
○中盤
ここから精米80%と愛山感の真骨頂。しっかりとした芯のある甘苦味がボリューミーに香る。
○余韻
余韻においてもグッと地に足をつけた苦味。フルーティで透き通る味わいながらも力強い余韻のギャップがいいです。
【甘辛】
中口
★総評
風の森らしいガス感とフルーティ感と真中採りの透明感ある雑味ない味わい。しかし決して軽すぎることはなく精米歩合80%特有の厚みある中盤から余韻にかけてのボリューム感は圧巻。
流石、風の森といったところでしょうか。非の打ち所がない出来栄えには頭が下がります。このような爽やかなお酒は熱い夏の夜にいただくのが最高ですね(^^)
写真最後は福岡ららぽーとのガンダムベース入口に鎮座する全長約170センチあまりあるサザビーです。横にνガンダムがいますが、私的にはサザビー推しなので。
今宵も素晴らしい風の森ライフを。