大阪府最北端の能勢町で明治19年(1886)創業。創業当初より地元の飯米を栽培してきたが、昭和60年(1985)より山田錦の栽培に挑戦し、冬は酒造、夏は米作りと一貫した造りを行う栽培醸造蔵となった。平成15年(2003)からは全量純米酒に切り替えた。 原料米の4割は約25ヘクタールの自社田で、農薬・化学肥料無使用の循環型の自社生産有機堆肥 (籾殻・米糠・酒粕などを使用)による栽培。現在は山田錦と雄町を手がける。 7代目蔵元の奥 航太朗氏は調理師学校を卒業し、懐石料理店に勤務経験のある"味覚のプロ“で、米の味わいを何より重視する。米が融ける年にはより融かし、融けにくい年にも可能な限り融かす造りを心がけ、濃醇な飲み口にシャープな酸とキレの良い後口を実現。温度を変えても味のくずれないオールマイティな食中酒に仕上げる。(鈴木真弓)
秋鹿のクチコミ・評価
秋鹿が購入できる通販



















秋鹿 ( あきしか ) 純米吟醸 超辛口 1800ml / 大阪府 秋鹿酒造【4777】【 日本酒 】【 母の日 贈り物 ギフト プレゼント 】











秋鹿の銘柄一覧
銘柄 |
---|
|
|
|
|
|
|
|
|
純米吟醸生酒 倉垣千石谷原料米:山田錦、精米歩合:60%、日本酒度:5、酸度:2.5、アルコール度:17% |
|
生もと 上村大町 雄町原料米:雄町、精米歩合:60%、日本酒度:7、酸度:2.6、アルコール度:18% |
山八八 純米無濾過生原酒原料米:山田錦、精米歩合:80%、日本酒度:9、酸度:3、アルコール度:17% |
|
|
ひや 純米生貯蔵酒原料米:山田錦、精米歩合:70%、日本酒度:8、酸度:1.1、アルコール度:15~16% |
|
秋鹿の酒蔵情報
名称 | 秋鹿酒造 |
---|---|
特徴 | 大阪府最北端、兵庫と京都に挟まれた県境近くの能勢町は、別名“大阪のチベット”。北摂連山に取り囲まれ、山裾には棚田が広がるのどかな土地だ。町内全域が標高200m以上で、大阪市内と比べて気温は-5~-6℃と低い。冬場の酒造りには格好の環境をつくる。また山間部地域なので、朝夕の寒暖差が大きいため、質の良い米が採れる条件も揃う。 この地で明治19年に創業した秋鹿酒造は、酒造りの原料米を重視する。夏場は社員総出で田んぼで米作り、冬は蔵で酒造りを行なう。「農醸一貫」を唱えて30年以上が経つ。きっかけは、大阪局鑑定官室長だった故・永谷正治氏との出会いだった。この土地が良質な山田錦を育むと、蔵を指導し、食管制度の撤廃とともにシャトー型米酒造りをスタートした。 田んぼは、自営田と契約栽培を合わせて約25ヘクタール。無農薬、化学肥料無施肥で、自社の酒粕に糠や籾殻を使った発酵堆肥による循環型有機農法を実施している。酒造りは、全量純米仕込み。乳酸無添加の生酛造りや山廃造りの酒も多く仕込んでいる。 数年前に、蔵元の奥裕明さんの息子の航太郎さんが蔵に戻り、米作りを主に担当。冬場の酒造りでは裕明さんのサポートに入り、親子二人鹿で全量自社米使用の純米蔵をめざして奮闘中だ。 |
酒蔵 イラスト |
![]() (山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 秋鹿 奥鹿 能勢福 |
HP | |
所在地 | 大阪府豊能郡能勢町倉垣1007 |
地図 |
|