秋鹿 （あきしか）

こちらも新酒の季節の限定品。あらごしはオリが瓶の半分くらいまで入っています。開栓後その日のうちに飲みきりたい酒です。

しぼりたてならではのガス感と米のジューシーさが楽しめる酒です。

秋鹿 純米大吟醸 「米人心技」雫酒

全量純米蔵の秋鹿酒造の技術の結晶です。
結論からいうと「きれい」な酒です。きれいさとはこんなにもすごいものかと思わされる酒です。
料理の邪魔をしないように、吟醸香は控えめに造られています。
口に含んだ瞬間、水のように透明な口当たり。時間差で、一瞬遅れて本来の味が口全体に広がるのが分かります。もちろん味はしっかり乗っていて、鮮やかなキレで緊張感のある酒です。
自家栽培米の山田錦を40%まで磨き、使用した米の味を活かせるギリギリの線を見極めている印象で、杜氏の技量がうかがえます。

秋鹿 純米吟醸 歌垣 全量山田錦
まろやかで豊かな飲み口。
純米吟醸だけど、香り立ちは少なく控えめ。
アルコール感がやや強い。
冷やで飲んだけど、明日はあえての燗で
飲んでみよう。

秋鹿 摂州倉垣 千石谷 純米吟醸 秋時雨

蔵元で1年寝かせて出荷された熟成酒
毎年楽しみにしている1本(^^)
香りは控え目 色は熟成酒らしい濃いめの黄色
常温だと しっかりした米の旨味と強目の酸味にほのかなカラメル感もあるかな(´- ` )
燗映えしそうなので試してみよう (^3^)/

追記 開栓2日目
甘味と旨味がかなり出てきて冷酒がかなり美味い
燗にしても甘味と旨味がしっかり出てきた
開栓初日とは別の酒になった
秋鹿はこれがあるから侮れない+0.5点

山廃らしい、どっしりした飲み口で、好きな人はたまらないはず。

こちらも、ぬる燗で。
口当たりは、軽く感じて辛口な印象。その後、色んな味が出てくる。肉料理と唐揚げとの相性が良かった。

秋鹿へのへのもへじ 生酛無濾過生原酒
米とぬかの香
味は濃厚で旨味が強いのに、アルコール度数も17度とお高めだけど、アルコール感が気にならない
上槽から瓶詰まで半年以上寝かせてあったおかげかな。
とにかく旨くて、この日一番のヒット！中〜終盤でじっくり飲みたい酒です
というわけで、牡蠣豆腐とシュウマイと共に再オーダー
適度な酸でキレるからこれだけ味が濃いのに飲み続けられることを発見。
日本酒度+7だけど、甘さというか旨さを感じる
本当めっちゃ旨いんですけどー！さすが生酛造り
酵母9号

お米の旨味が凝縮された辛口です。

秋鹿は男酒のイメージ(私の勝手なイメージ)。
だけど、これはスペックが日本酒度が－10、酸度が4.8と異常な？数値。
口に含むと酸が強く、その中に甘さが顔を出し終始酸で切れて行く。
何だか呑んだ事のある味と、my混ﾋﾟｭｰﾀｰで検索した結果は…
ボーミッシェルに似ているテイスト。
アルコール度数は全く違うけど。
仙禽、変態酒舞美人の酸の１番高い黄色ラベルのサンキューでしたっけ？が好みな方、酸の強い白ワインが好きな方はドストライクなのでは？
面白いですね！秋鹿って聞かせないで呑んで、一体何人の方が秋鹿って答えるのか？
秋鹿、次はへのへのもへじをやってみたいですね！入手難度高いですけど。