【灘のナダシン】
櫻正宗 焼稀 生一本 純米
720ml 1,155円
今日も安定の長シン…
太田さんの番組で櫻正宗の燗酒を見てからずっと探してました!
<HP商品説明>
“焼稀 生一本”は、最高級酒造好適米である兵庫県産・山田錦全量使用の生一本(自蔵単一醸造場にて醸造した純米酒)で、山田錦のやさしい味わいと、後味のスッキリしたお酒です。
江戸期、櫻正宗の上等酒(こもかむり)には「稀」の焼印が押され、そこから愛飲家は櫻正宗の高級品を“焼稀”と呼ぶようになりました。
日本酒党の皆様と一生のお付き合いができますよう、その名を冠しました櫻正宗のレギュラー酒をぜひ一度お試し下さい。
今の時代、自分とこの蔵で純米酒を単一醸造やってるんは当たり前ですけど、桶売り全盛の時代には生一本は珍しかったようですね。
全量山田錦なんかもそう。
こういう歴史を感じるお酒を呑むと
当たり前のように手に入る日本酒がとても有難い存在に感じられます。
新しいものが悪いとかやなくて
ちゃんと歴史も知った上で、過去に敬意を払って愉しみたいですよね♪
先駆者達の苦労の連続で現在の美味しいお酒があることを忘れてはいけない。
造り手も呑み手も含めて。
な、何だチミは?
ってか…。
そうです、私がいつもよく分からないポジションで話してる変なネズさんです。
回しもんといえば回しもん…
灘酒を割と敬遠してきた贖罪です。
ちなみに櫻正宗は「協会1号酵母」発祥蔵なん知ってました?
阪神魚崎駅のちょいと南。
2号が月桂冠やったかな?
いつか酵母大会なんかもやりましょう!
酵母の違いそんなに分からんけど。
さて、櫻のお味や如何に!?
先に言っときますが、香りはあまり良くないと思います。
このぽわぁーんとした香りだけで敬遠する人おるやろなぁ…
まずはそのまま常温でいただく。
やっぱり柔らか〜い甘旨味!
上品な甘さとしっかりとしたコク
アルコール感もあるけどちょうどええ酸味とゆっくりキレていく。
うん、コレぞナダシン♪
次は燗でいただく。
やっぱりアツアツがええかなぁ?
アツアツから冷ましていこう♪
櫻アツアツ燗、いいね!
アツアツでも全然へこたれない!
ややドライめになったけどしっかりコクが残っててほんのりした甘酸で盃が進む君。
冷めてくると柔らかい山田君がカムバック!
ぬる燗ぐらいになるとちょっとアルコールが出てくるけど、コレがまた嫌味がなくてええんやなぁ♪
もはやアル中か?
過去のレビュー見ると
櫻正宗の評価は概ね★3.0〜3.5
うん。確かに分かるんよ?
昔ながらのザ・日本酒って評価しづらい。
そんなもんやろなってちょっと前までは思ってたから…
でも一回、常温なり燗酒で呑んでみようよ!
きっと新しい世界が待ってるから♪
流行りもオールドスクールの先にあるんやからね。
今も昔も愛せたら真の日本酒好きやで!
★4.5付けたからって灘酒を分かったつもりもないんやけど…
数多の日本酒好き(アルコール好き?)を虜にしてしまう魅力はある気がしますね!
何つっても安いやん?
灘酒プライスで買ってると4合瓶2,000円とか高っ!!てなるしね…
歴史に想いを巡らせ盃を進める。
その感覚で呑むのもアリなんやなぁ。
特定名称
純米
原料米
山田錦
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1