兵庫県淡路島の南部、南あわじ市でつくられる日本酒「都美人」。昭和20年に淡路島南部にあった10の蔵が合併し、都美人酒造となった。10軒のうち一番名前の響きがよかった「都美人」が代表銘柄になったという説がある。その名からもわかる通り、京都にルーツをもつ蔵だったそうだ。都美人酒造は昔ながらの山廃仕込みを守りながら、酒造りの主流である速醸と併用し、独特の旨みと深い味わいをつくりだす。また全国で数件しかない「天秤搾り」を行う蔵のひとつでもある。てこの原理をつかい、数日間かけて酒を搾る伝統的な方法だ。こうして丁寧に時間をかけて醸された酒は、全国新酒鑑評会などでも高い評価をうける。その仕掛け人ともいえるのが、杜氏の山内邦弘氏。山廃の神様ともいわれた農口尚彦氏から学んだ期待の星で、「都美人」を日本全国で知られるお酒に引きあげた人物ともいえる。酒米は、合鴨農法で有機栽培した無農薬米「兵庫夢錦」を使用。淡路島という、山の幸から海の幸まで食に恵まれた地域でうまれた「都美人」は、料理を引きたてる食中酒にぴったりのお酒。どんな飲み方もできる酒だが、燗にするとより米の旨みが引きたつのでおすすめだ。
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都美人の酒蔵情報
名称 | 都美人酒造 |
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酒蔵 イラスト |
![]() (蔵元写真撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 都美人 穏座 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 兵庫県南あわじ市榎列西川247 |
地図 |
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