「紀土 無量山 純米大吟醸」
「趣味はなんですか?」
そう聞かれたら0.1秒で「釣りです」と即答できるわたくしが、この度晴れて渓流デビューしてきました。
一口に釣りといっても釣りのジャンルはゴマンとあるわけで。
その中でも、せっかく滋賀にいるならいつかやってみたかった渓流の釣り。
対象魚はアマゴ、ヤマメ、ニジマス、イワナetc..
山深い渓流は池や湖なんかと違って危険なことも多いので、初心者にはなかなか敷居が高い釣りの一つかもしれません。
また日本の河川は大体漁協が管理しているので釣りをするには入漁券なるものを購入しなければなりません。
そして山奥に入ると人目に付かないことも多く、事故にあっても命の保証はありません。
熊に遭遇することだって珍しくありません。
そんな危険と引き換えに得る、あの美しい風景・空気・水。
そしてキレイなキレイな渓魚。
えーとなんの話でしたっけ?(笑)
あ、今日は無量山のJDG。
釣ったアマゴとやったる!と奮発して準備した酒。
結果釣れた4匹のアマゴ。
このうち二匹だけ持ち帰り、丸揚げにして紀土と頂きました。
うんまい。
酒も魚もうんまい。
この酒はピンでもうまいヤツですが、淡白な渓流魚との相性は群を抜いてます。
すでに2022下半期No.1の組み合わせ。
いわゆる「フルーティー&ジューシー系」なんだけど、そこらのうっすいJDGとは一線を画すしっかりとした味の広がり。
シャインマスカットやリンゴを感じさせる香り。
サラッとしてるけどコクがあってズッシリとも感じる、矛盾が詰め込まれた酒。
丁寧に作られた酒ということがアホ犬にもわかります。
なんだかいつもより興奮気味にベラベラ喋ってしまいましたが、まあ気分的にアガってるのでお許しを(笑)。
釣り~?
そんなんおもろいの~?
とか思ってるそこのあんたに。
一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。
中国古諺より(諸説あります)