酒蔵名の「白菊」、酒造りのための米「造酒錦(みきにしき)」を、10年の歳月をかけて復活させて酒仕込みする、世界唯一の酒蔵。醸造適正が高いながらも、栽培しにくいために、一度は滅んだ酒米である。岡山県中西部、備中地域の吉備高原は、古くから栄えた地域で、文化年間に生まれた備中杜氏が酒造りの主役。酒蔵の建つ成羽地域には、とくに成羽杜氏という備中杜氏の一派もおり、大典白菊の酒造りを担っている。 また、岡山を代表する飯米「朝日」や「アケボノ」は、飯米ながら酒造適正が高いため、これらの米の酒造りにも力を入れるなど、地元中心の酒造りを進めている酒蔵だ。もちろん、岡山のナンバー1酒米、雄町も忘れてはいない。唯一、酵母無添加の生酛で仕込んでいるのは、雄町の酒だ。「古くからある原生種の雄町を、昔の技術、酵母無添加の生酛で仕込んだら、江戸時代の酒の味がわかると思いまして」と、蔵元の渡辺秀造さん。備中土俗の酒造り一族のロマンは尽きない。
大典白菊のクチコミ・評価
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大典白菊の銘柄一覧
銘柄 |
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大典白菊 大吟醸 |
大典白菊 純米大吟醸 雄町 |
大典白菊 純米吟醸 備州 |
大典白菊 純米 |
大典白菊 特別本醸造 白い瀬 |
大典白菊 本醸造 超辛 |
大典白菊 原酒 |
大典白菊 本生酒 |
大典白菊 上撰 |
大典白菊 佳撰 |