諏訪泉 （すわいずみ）

諏訪泉の純米吟醸酒「満天星」。お燗向きの熟成原酒（H21BY）。熟成酒独特の濃醇な香り。口に含むと黒糖のようなやや苦味を持った深い甘みのある味わい。後味すっきりの旨辛口。いも焼酎の湯割りみたい。夏や冬と比べて少し寂しい秋の夜空ですが、名前の通り、それを補って余りある美味しさ。ゆっくり楽しみたい。8月に蔵元で購入したもの。

古酒の鵬　角張ってないね
熟成したぶんホンノリ甘い感じ

諏訪泉の純米吟醸、満天星みどりです。
ややスッキリタイプの純米吟醸です。

純米酒ヴィンテージ2009阿波山田錦（平成21年酒造年度）。蔵元で購入するときに「お燗で！」と強く勧められました。色は長期熟成酒にしては軽めの枯れた黄色。アドバイスに従って燗にすると、膨らみと旨味、程よい酸味とキレ、そして熟成香が楽しめます。いろいろ試しましたが、上燗あたりが一番旨味が増して美味しいかな。冷や（冷たくして）でも飲んでみましたが平凡でした。蔵元が勧める通りの燗映えするお酒です。先に飲んだカップ酒も燗してみましたが、明らかに違いますね。

鳥取県智頭の諏訪泉「純米カップ酒」。カップ酒には似つかない見事な黄金色。冷やして飲むと、舌先にほんのり甘みを感じる辛口スッキリ系。燗して飲むと米の旨味みと膨らみが際立つ芳醇な癒し系。カップ酒ではありますが、熟成酒で純米の旨さを堪能できます。贅沢な純米カップ酒。個人的には他の蔵でもこのレヴェルの純米酒をカップ酒で気軽に飲めるように（試飲も兼ねて）してほしいなー。

諏訪泉 満天星 純米吟醸 初諏訪泉。これは後述の天の戸同様、近隣の地元(と言っても同州ってだけ)高級食材スーパーで購入。300ml。初めてだったし、保存の心配もあったのでちょうど良かった。さて、試飲であるが、純吟のそれは感じん。むしろかすかな老香。味わいは、うーん、ドライ。スッキリと言えばそうだが、あまり無いとも。燗を付けても印象変わらず、というか逆効果？やはり保存か。

大好きな諏訪泉の『鵬』、今回はとっても珍しいビンテージものを夏子の酒を思い出しながらチビチビといただきました。

あっ、春。

仙台市内の雰囲気のある横丁にて。
薄い琥珀色の熟成酒。深い味わい。

色はブロンズ。香りは控えめ。味は非常にあっさりで淡麗。ドライさが感じられる。膨らみがないとも言える。でも好印象。森の湧き水の味、したかな？した気もする。