十旭日 （じゅうじあさひ）

十旭日　純米　五百万石

初見で読めないお酒の一つ。山陰は燗向けのお酒の聖地ですね。炭素濾過をせず熟成されているらしいのでお酒は綺麗な黄金色です。

燗で。香りは穏やか。米由来の甘い香りが僅かにある。
アタックはまろやかな甘味と苦味。その後強めの旨味と酸味が顔を出しそのままキレよくフィニッシュ。終始、心地の良い苦味があります

まろやかな口当たりと良い意味での苦味が特徴的なお酒。重くなりがちな熟成系のお酒の中ではこの苦味のおかげでダレずに飲める印象です。日常酒にはもってこいのお酒ですね。

純米原酒十字旭日の四号瓶です。
濾過をせずに瓶火入れで貯蔵。発酵し辛口ですが
旨味が凄く後から湧いてきます。キワキワのバランスです、
ご馳走様でした。

十旭日 生酛純米酒 鏡草
20210131

生酛純米　改良雄町70 28BY。

60℃の飛び切り燗でいただきます。かなりハッキリ酸が立ってます。シュワっと来る酸に熟成感もしっかり加わって何とも芳ばしい。安心して飲んでいられる燗酒^ ^ ただ、冷ましていくとどんどん味が抜けていくような感じになっちゃいますね。燗冷ましにはあまり向かないのかもしれないなぁ。

3日目。
冷やで。もう分かりやすく熟成生酛純米ですね。バランス的にやや旨味がコンパクトな感じなんですが、それが飲みやすさに繋がってるような気もします。良く言えば削げてるということかな。そんな中に感じる仄かな甘味が良いです^ ^ 熱燗にするとより軽い印象。酸が効いてます。芳ばしいお酒で且つ飲みやすいのでスイスイいっちゃうヤバい系^^; ただ、やっぱり冷ましはイマイチ。

10日目。
ちょっと置いてみました。冷やについてはますます削げてきた感じ。生酛の芳ばしさとコクはじゅーぶんながら、芯になる旨味がやや物足りないかな。熱燗は変わらず良いですね〜♪ 軽快さはそのまま酸が広がる〜♫ やっぱり間違いなく燗の酒。熱燗〜飛び切りで◎ 温度を選べばかなーり旨い酒ということで^^;

冷やして飲んだらふーんて感じ
常温で化けた
燗する前に無くなりました

じゅーじあさひ
読み方初見殺しすぎる。ひやおろしなのにすっきり爽快。

寒いので燗酒。チョコ麹味。酸味もがっつりあるけど飲み下したあとはスッキリサッパリ。瓶は再利用もできるしカワイイ。

十旭日　26BYきもと純米　五百万石加水火入れ。26BY、つまるところ5年以上熟成させたものを火入れし、アルコール度数14度に調整した珍しい一品。原料米五百万石と加水というのが功を奏して5年熟成とは思えないくらいキレがよい。一口呑むとナッティな熟成香とみりんと日本酒の中間のような旨味を感じつつ、すっと消えていく。燗にするとうまいかなどうかなと思いつつ、常温で呑み切ってしまった。

出雲市は旭日酒造にて購入。
旭日酒造の売店ではメダル形式で試飲ができます。ぽんしゅ館みたい。

十旭日　五百万石70　純米生原酒　27BY

お店で常温で保管していたものを購入。
色は綺麗な琥珀色。
香りはもちろん熟成しているがそこまで強くなく、
アルコールの香りもしっかりある。

甘みそこそこで酸味はほのか、熟成酒らしい味わい。
アルコール感もそこそこあって、キレ良くくどさが無い。

お燗は、コクはあるが意外にさっぱり。
甘さもすっきりとしている。

常温生熟でここまで寝かした割には、
うまみが大してあるわけでもなく、
あまりインパクトが無いかな・・・
可もなく不可もなくというお酒でした。