出雲富士 純米吟醸 超辛口
2020.12製造
九州北部は最強寒気により各公共機関が莫大な影響を受けています。午後から仕事が休みになった私は急いで特急に乗り福岡へ。なんとか無事に帰宅できました。
身に染みる寒さで帰宅した私ですが、嫁さんが本日の晩御飯に特製水炊きを作ってくれていました!ここで私は水炊きペアリングの日本酒を考えます…。鶏肉の旨味がしっかり染み出たスープ…しかしシッカリ煮込んでいるらしいので旨味が凝縮された濃厚スープになっていることは間違いないので、ペアリングする日本酒は水炊きのマッタリとした後味をシッカリと引き締められるように、爽快辛口系でしかもキレがイイものが絶対合う…と予想。そんな日本酒ウチに…あった!!島根の友人から送ってもらった「出雲富士 純米吟醸 超辛口」が冷蔵庫に冷やしてあるやないの!!今晩はコイツに決めっ!!
さて、出雲富士単品レビュー。立香はお米セメダイン。含むと水のような軽い口当たりと苦酸味。中盤は苦味が2段階仕込みになっており、お米の旨みある苦味が待ち受けていた!余韻はノドを通すとスパッ!!例えるなら…「雷の呼吸、一の型、霹靂一閃!!」って感じ笑笑
肝心の水炊きとの相性は…鶏肉の出汁がきいた濃厚なスープの旨味の余韻がなが〜く口中に残ります…それを出雲富士の超辛味がスパッとキレイな夢だったかのように全てを素晴らしくフィナーレさせてくれている…。こりゃーね…自画自賛ですが、ベストセレクト!!うんめ〜!!
さて、気になるKAN。お気に入りは上燗。立香はシュッと酸味。含むとまろやかな酸味。苦味は奥に引っ込みお米の香りが前面に。余韻はお米のふくよかな旨味ある香りと苦味。旨味はあるけど、キレは冷酒同様バツグンに冴え渡っている!
冷やしても温めてもウマイ。最高のお酒でした。お酒に料理をムリやり合わせることが多い私。しかし、お酒に合わせるではなく、料理の味に合わせたお酒選びも面白いと思えた今日この頃。嫁さんにはホントに勉強させてもらっています笑笑。
特定名称
純米吟醸
原料米
佐香錦
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1