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  4. 王祿 (おうろく)

島根 / 王祿酒造

4.09

レビュー数: 864

無濾過、瓶貯蔵、低温熟成と、徹底した酒造りを行う6代目蔵元杜氏の石原丈径さん。「超王碌 純米」は旨みが強く、キレがいい。料理を選ばないが、あえてガツン系の肉料理にしても負けない味わいがある。中取り、直汲み、生詰など5種類の酒を醸す。また「王碌 純米大吟醸」は生で2年〜5年の熟成を経た後に出荷。袋吊り漏斗取り原酒本生、袋吊り漏斗取りオリ、舟掛け原酒本生、舟掛けオリの4種。濃厚な旨みと芳醇な味わいで、食後酒にしてもいい。

王祿のクチコミ・評価

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 純米大吟醸 舟掛け(舟しぼり) 2017 山田錦35%
    王祿四合瓶27種制覇まであと一つだが、残った丈径Blue直汲がコロナ禍中生産していなかったようで制覇は当分先になりそう。ということで、1升瓶しかない最高位純米大吟醸の中の舟しぼり(舟掛け)、それも5年超熟成もの。アルコール分17.6%、日本酒度+4.1,酸度2.0といわゆる大好きな三高酒。見るからに熟成感のある黄色味がかり、上立ちにまったり熟成香、含むと綺麗な酒質ながらカルメル熟成甘が感じられ、神殿木香が鼻に抜け、余韻のミネラル苦が堪らない。これだけ磨きあげた辛口仕様ながら、熟成により潜んでいた繊細な複雑味がしみ出てきた感じを愉しむ。
    (2か月後)1升瓶だったので、封切り後、1週間後、10日後と試したが、決してダレることなく、そのまま旨い。かといって、さすがにこれだけの熟成ものなのでより旨くなった感じもしなかった。で、1合瓶に移してすっかり忘れていて2か月経過。恐る恐る呑んでみると、間違いなく劣化はしていないだけでなくより円やかになったかも、いや、もはや2か月前の臭覚、味覚をリアルには覚えてないが、良い意味でまったく変わってない気もする。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒 古酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月7日

  • wajoryoshu
    recommend ピックアップレビュー

    wajoryoshu

    4.5

    王祿 出雲麹屋 純米にごり 2021 五百万石60% 青☆3
    王祿唯二のにごり、渓 VS 麹屋の呑み比べ、次に麹屋。昨年はそこまでではなかった記憶だったので、油断していたら開栓すぐに底から泡が湧き出し、慌ててスクリューを締め、徐々に開栓。渓よりも元気でピチピチ強発泡、ほのかな甘からクリーミーな旨味、酸苦キレでスッキリドライだが、旨余韻あり。渓と同様、こちらも入りに果実と言われればそんな感じの甘酸も、、、
    (2日目)まだまだピチピチ、甘酸もあるが、やはり辛苦優勢に。どちらかと言えば渓の方が好きかも。

    特定名称 純米

    原料米 五百万石

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年6月11日

  • 後半記憶が無い
    recommend ピックアップレビュー

    後半記憶が無い

    3.5

    王禄 超王禄 純米生詰め

    下におりがたまってます。
    穏やかな米や米麹の香り、口に含むとしっかりした旨味。
    バランスが良くてすごい飲みやすい。
    みずみずしさもあって、昔飲んだ80のようなコクは無い。
    おりを混ぜたほうが、味がしっかりしていると感じる。

    2日目、独特の香味とコク深い味わいはあるが水っぽさを感じる。
    お燗にしたがやはりあっさりという感じ。

    自分の期待が大きかったのかもしれませんがちょっと肩透かしでした。
     

    特定名称 純米

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年9月29日

  • ひなおー!

    ひなおー!

    4.0

    製造年月2024.07
    島根県 王禄酒造 超王禄

    純米 酒米不明 無濾過生酒
    精米歩合60%
    
alc.15.5℃

    色合い・うっすら黄色味

    香り・・糖の香り。わずかなアル感
    含み・・なめらか

    味わい・甘苦と穀物の風味

    余韻・・渋みが残る

    ********************************************************************
    滑らかな飲み口。
    複雑味があり、骨太な印象。
    くどさやしつこさなが無いのが好印象。

    特定名称 純米

    酒の種類 無濾過 生酒

    2024年8月25日

  • spacerkn

    spacerkn

    4.1

    岡山市内の酒屋さんで購入
    少し重甘、でもキレは良く杯が進む。濃い味の料理に合いそうやけど今日はアテなしで飲み切ってしもうた。裏ラベルに星の説明が書いてあるので買う前によーく読んでからご購入下さい。星5つ飲んでみたい。
    2024.08飲

    特定名称 純米

    原料米 国産米

    酒の種類 無濾過 生酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1

    2024年8月25日

  • りおねる

    りおねる

    4.0

    福島の知る人ぞ知る酒屋さんで入手。

    美味しかった!
    惜しむらくは酔っていてそれ以外の情報を覚えていない…(´;ω;`)ウゥゥ

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年8月21日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.5

    王祿* 意宇(おう) 舟しぼり 無濾過生原酒 2022 山田錦50%
    4年前に残した「おう2018」の投稿のコピペ。王祿特有の白木神殿の神聖な香り、甘・酸・辛が見事に渾然一体となり、粘度を感じながらもスッキリと、苦・辛・甘を感じながら締めてくれる。生酒のフレッシュ感をまだ残しつつも、喉奥で感じるふくよかな味の深みに丁寧になされた熟成がうかがえる。余韻としてコメの旨味をふんわりと残す感じがすこぶる心地よい。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通

    2024年8月4日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.1

    超王祿 直汲 山田錦60% 2023 ☆5
    超王祿5つ星、金(中取)と銀(直汲)呑み比べ。中取に続いて直汲を試すも、今回はタンク違いながらも違いは些少。入りは中取と比べるとより超王祿らしくすっきり目に感じるが、温度が上がるとそのわずかな違いもさらに小さくなる。

    特定名称 純米

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通

    2024年8月2日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.2

    超王祿 中取 山田錦60% 2023 金☆5
    超王祿5つ星、金(中取)と銀(直汲)呑み比べ。一昨年自宅でやった際には、同じタンクの中取と直汲だったがそれなりに違いを感じたが、今回は違うタンクなのにかなり微妙。グラス内にほんのわずかに気泡あるもフレッシュ感はほぼなく、上立ちも穏やか。王祿の中では最も辛口だが、中取の方は入りから酸をしっかり感じるからかどっしり目、高アルだけにガツンとくる。王祿の中でも特にこの超王祿はしっかりと熟成がかかった方が良い。

    特定名称 純米

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通

    2024年8月2日

  • wajoryoshu

    wajoryoshu

    4.7

    王祿* 純米大吟醸 五〇(ゴーマル)生原酒 2021 山田錦50%
    1年前にゴーマルの直汲み VS 生原酒呑み比べをした際の生原酒よりも、3高酒(日本酒度、酸度、アル分)ならではのパンチのある旨味が最初から襲ってくる。王祿は精白率を上げたからといって、決して変に上品になることなく、らしい複雑味は変わらず、分厚い旨味を感じられるのは素晴らしい。上立ちも熟成がかった王祿吟醸香が堪らない。

    特定名称 純米大吟醸

    原料米 山田錦

    酒の種類 無濾過生原酒

    テイスト ボディ:重い+1 甘辛:普通

    2024年7月28日

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王祿の酒蔵情報

名称 王祿酒造
特徴 1872(明治5)年創業の島根の酒蔵。「王祿」という銘柄は、3代目蔵元・平太郎氏によって命名された。古来中国で、酒のことを”天の美禄”と呼ぶことを引用し、その「美禄」の中でもさらに「王様」のような酒でありたいという想いが込められている。 現在の社長兼杜氏である6代目・石原丈径氏は、大阪の大学と大学院を卒業して酒問屋での就業を経て、実家の酒蔵に戻った。そして蔵の再興をめざして酒質を見直し、大阪の酒販店の指摘やアドバイスを受けながら生み出したのが、マイナス5℃で管理する現在の「王禄」だ。ひとタンク分の酒を上槽後、ブレンドなし、濾過もせず、すみやかに瓶詰めして低温で瓶貯蔵し、味が整い次第発売をするスタイルを十数年貫いている。 酒販店と特約店契約を結ぶ際にも「マイナス5℃の冷蔵庫を持ち、王禄を最高の状態でお客様に届けるため適正な管理ができない店とは取引しない」というこだわりをもって、必ず丈径氏が足を運び目で確かめたうえで取引をスタートするようにしている。フレッシュだけど落ち着きがあり、食前、食中、食後…どんなタイミングでも楽しむことができる。その味わいを以て、長きにわたり日本酒ファンにとっての「憧れの銘柄」という立ち位置を維持し続けている。 (関 友美)
酒蔵
イラスト
王祿の酒蔵である王祿酒造(島根)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 王祿 丈径 意宇 陣幕 久五郎
HP 酒蔵ホームページはこちら
所在地 島根県松江市東出雲町揖屋484
地図