義父の家に正月に親族が集まるので、持っていった。米寿を超えているが、酒は好きで未だに飲み負ける。毎年恒例で、普段手を出さない高級酒を選ぶ。さて本件だが、宴会モードで、いきなりぐい呑みに なみなみ注いで始まった。一盃目、日本酒を嗜む姪に「ドウ?」と聞かれ「普通に美味しい」と答えてしまった。「それってあまり良くないってこと?」と言ったので「うーん、その逆!」と返した。人に例えると、初対面でも物腰は柔らかく、きさくで話題が豊富、飽きさせない話し方、自然だが、有り難い「普通」だ。色々な料理と一緒に飲むが、味わいは終始変わらない。食事がほぼほぼ終了したころに最後の一杯として口にしたが変わらず旨い。必要以上に誘わず、口にすれば常に楽しく、私の乏しい利き酒用語では表現できないので、・・・リスペクトかな。