月見純米 しずく媛。
切り絵シリーズの秋バージョン。いやぁ〜これ旨い^ ^ 口をつけると先ず酸を感じますが、すぐさま旨味が押し寄せて口中を満たします。この旨味…何とも含みのある大人な旨さって感じです。厚味というか、味幅というか、大らかさ、包容力?円熟の旨味でしょうか。夜は車も通らないような、寂れた港町の民宿の窓から月を見上げつつ、炙った肴と一緒にやったりしたらきっと最高ですね^ ^
2日目。
時々に甘味や辛味を感じるトロンとした水。悪くないけど口開けの方が旨かったかなぁ〜。厚みのある真っ当な純米酒なんですけど…あ、温度が上がって来ると旨い^ ^ 昨日と同じまぁるい旨味。豊穣の秋に相応しい、味幅のある良いお酒です。私はだいたい花冷えくらいから始めることが多いんですが、このお酒は冷やくらいで本領発揮ですね。賀儀屋の切り絵シリーズはどれもしずく媛の純米酒ですが、ちゃんと季節ごとにお酒の表情も変わるのが楽しい。残すは冬バージョン、どんなお酒になるんだろうな〜^ ^