【土佐金蔵 純米酒】
一番キレキレでほんのり旨味がきいて、酸味が舌の全体をよく刺激してくれた。
飲み始めからだんだん濃醇になっていった印象
スペック
原料米:あけぼの
精米歩合:65%
度数:15度
日本酒度:+5
酸度:1.6
酵母:AA41/AC17
「土佐金蔵」の名前の由来となった、幕末の絵師金蔵(通称「絵金」」)は酒蔵をアトリエに独創的、情熱的な屏風絵を描いた。赤岡町には幕末の町絵師「絵金」の描いた屏風絵が多数残っている。毎年、7月、須留田八幡宮の夏祭りの宵に商店街の軒先に飾られる。百匁ローソクの灯りに怪しく浮かび上がるその屏風絵は、歌舞伎を題材にしたおどろしい場面を強 烈な原色で彩り凄い迫力で見る者を圧倒する。独自の世界を切り開いた異端画家絵師金蔵の執念、心意気は今も赤岡の町に受け継がれ、世の中に強烈なエネルギーを見せ付けている。