【安芸虎 純米酒】
舌の上で酸が立って、あとでシュンと消える。酸切れのよいお酒で、燗酒で楽しみたい
有光酒造場(高知県安芸市赤野甲38番地1)
https://akitora-sake.com/
創業 1903年(明治36年) 有光伊太郎
「安芸虎」の名の由来は、戦国時代(16世紀)に高知の七大武将である、県東部地域を支配した武将「安芸國虎」に因む。安芸國虎は長曾我部元親に敗れてしまう。が、敗戦にかえて家臣の命を守った逸話がある。「安芸家」の名は現在の地名に残る。
*高知の7大武将(土佐の七雄)
本山氏、安芸氏、大平氏、津野氏、吉良氏、香宗我部氏(山田氏)、長宗我部氏
別格として公家大名の一条氏がいる
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/111602/kanko-chosogabe-shichiyu.html
当蔵の初代有光伊太郎は、土佐の安芸出身の三菱創始者岩崎彌太郎氏と深い親交があった。氏から強い刺激を受けた伊太郎は、志をもって活動する中で酒造業を興し現在に至る。
二人が若かりし頃、氏が志を立て勉学のために江戸に出る折りには、有光家が協力したと伝えられている。
仕込み水は付近を流れる赤野川の伏流水
土佐錦:1994年に酒造好適米として誕生、大粒で吸水性がよく、粗タンパク質含有量が低い、雑味が少なく、すっきりとした端麗辛口の酒に向いている
吟の夢:適度なフルーティな香り、軽やかな旨味、飲み飽きしないキレの良さ
風鳴子:
土佐麗:高精白可能な多収性品種、味幅のあるしっかりとした酒に向く