大正11年(1922)、佐賀県嬉野の瀬頭酒造から分家し、創業。当初は「日本一」という酒銘だったが、さらにグローバルに東洋一をめざそうと、「東一」に改名した。 蔵のある五町田地区は三方を山に囲まれ、寒暖の差もあり、古くから良質な水田が広がる稲作適地域。昭和62年(1988)、佐賀県では入手できなかった山田錦を、当時は珍しい自社田栽培で始めた。山田錦栽培の音頭をとった勝木慶一郎氏(京都電子工業技術顧問)が長年製造責任者を務め、酒質向上に寄与。東一を一躍人気銘柄に押し上げた。2015年から製造責任者を引き継いだ髙木大輔氏が、若手社員とともに技術の伝承に努める。 米の旨みを生かした穏やかな香り、酸味と甘味、苦味が調和した酒質が特徴。山田錦特別純米酒「GOMARU」は吟醸用オリジナルタンクを使用した低温長期発酵の吟醸仕様。飲みやすい低アルコール(14度)で東一の魅力を存分に味わえる。(鈴木真弓)
東一のクチコミ・評価
東一が購入できる通販




























![東一 上撰 1800ml×6本[佐賀県 五町田酒造]](https://m.media-amazon.com/images/I/51N0KE6J9rL._SL200_.jpg)

東一の酒蔵情報
名称 | 五町田酒造 |
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特徴 | 佐賀県嬉野市にて、「人・米・造りが一体となって良酒を醸す」ことを理念に「米から育てる酒造り」を実践する五町田酒造(ごちょうだしゅぞう)。創業は1922(大正11)年で、蔵に隣接し「東長」で知られる瀬頭酒造から分家したのが始まりである。創業時の銘柄は「日本一」であったが、1940(昭和15)年から、日本より広く、”東洋一の酒を目指す”という想いで「東一」と名付けられた。その特徴はなんといっても米へのこだわりで、蔵の周りに広がる田んぼでは、かつて佐賀県では入手困難であった酒米”山田錦”の自社栽培にいち早く取り組み、地元農家と共に試行錯誤。吟醸酒を仕込めるほどまでに成長すると、1990(平成2)年の全国新酒鑑評会で見事に金賞を受賞した。米づくりから酒造りまで一年を通じて造りに関わり、その味わいを最大限に生かした酒造りを行う。それが地域に愛される、東一の日本酒なのである。 |
酒蔵 イラスト |
![]() (山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 東一 日本一 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲2081 |
地図 |
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