鍋島 （なべしま）

鍋島 特別純米 生原酒 佐賀の華55%
爽やかな吟香から、鍋島らしい華やかな甘旨が口内に広がり、スッキリ締まる。余韻にアル感を出るが、１７度はパンチがあって良い。以前はもっと輪郭がハッキリしていて辛キレしていたように思うが、ちょっと柔らか甘寄りになった気がする。最近、純大雄町以外は少し鍋島頻度が下がっていたが、やはり旨いな鍋島！

鍋島 純米吟醸 隠し酒 生酒 (裏鍋島)

語彙力が足りずうまく説明できないが盃が進むお酒

今月の〆
早いもんで今年も最初のひと月が終わりますな😩
そんなこんなで今月を締めるのに相応しい酒がないかと引っ張り出しました
鍋島 純米大吟醸 吉川産山田錦
間違いないでしょう！コレなら！
タンロン！ 開けます！
香りは控えめ、いつもの鍋島のように
乳酸に薄っすらバニラ、ちょいシナモン
口当たりはソフトでスムーズ、スッキリと瑞々しい
弱い発泡感、それから酸味と旨みに続く
酸味の余韻と苦味、ヒリーっと辛味でフィニッシュ
辛味の余韻が気持ち良い
味わいにクセが無く、食中酒として優秀
外さないなぁ鍋島！
ただ、燗は苦味だけが強くなる感じがする
アタシが思うに、冷やで呑む酒だなぁ🍶

2023/1/28
鍋島　純米吟醸　五百万石　生酒
備忘録

2023/1/28
鍋島　特別純米酒　classic　山田錦
白菊との比較に
備忘録

鍋島　特別本醸造
久しぶりに本醸造を飲んだ。
頂き物だったけど、美味しく飲みました。
また、飲みたい味でした。

コンプラに引っ掛かりまくり

鍋島　Summer Moon　吟醸
2022.05製造

祝　鍋島100本目

※長文超チュウ意
ついに…ついに迎えました100本目の鍋島レビュー回です。皆さんからはご期待の声を多数？いただいておりましたが、100鍋はまさかの「サマームーン」です笑

話は遡ること昨年5月の交換会。夏鍋の開栓レビューを「ある方」と2人で計画していたところ、その方が体調不良によりお酒を飲めなくなってしまい、予定していたコラボレビューは幻のコラボレビュー回となってしまいました。しかし2人はいつか鍋島サマームーンのレビューを絶対一緒にやろう！と誓い(私だけ？笑)その方の全快の時を待つことにしたのです。

それから約8ヶ月。気がつくと年は明け、2人の誕生日が近づいてきました。それに鍋島100本も。何の鍋島で100本を…悩むばんない…。そのときニュータイプのようなあの閃きが…！「あの鍋島」しかない！

私と「あの方」との夏は去年の5月から止まったままとなっていました。しかし、その止まった夏をまた取り戻すには「あの方」と「鍋島サマームーン」が揃わないと始まらない。(文章がマジでクサい笑)

私からその方に計画をご提案させていただき、ついに今回の鍋島100本目コラボレビューは実現したのです。

さて、皆さんも気になっていた「あの方」…。ご紹介しましょう！久しぶりのカムバックをしていただいた「ネズミさん」です！！！

さて、皆さんいきますよ！今回のレビュー企画名は…

Mr.Nezumi Come Back Special Collabo Review
【冬に夏なベイベー㊗️100本番ナイスー】
仕切り直して企画やってきます。めちゃ長い前振りすいません笑。カッコつけたこと並べてましたが、とりあえず2人で夏鍋飲んで、偶然？奇跡的？に一緒の誕生日と鍋島100本目記念日を祝うという一石二鳥レビューとなっています笑。同時刻で投稿しているネズミ兄のレビューの方は絶対ぶっ飛んでるのでネズミ兄レビューも併せてお楽しみにください笑笑　

さて、サマームーンを軽く説明させていただくと、鍋島が四季で発売する「ムーンシリーズ」の夏を表現する一本。ラベルは木々の黒と夜空のダークブルーのコントラストに小さく三日月と鍋島の文字が浮かぶ…という、鍋島のなかでも美しい世界観を感じるラベルデザインが私的には逸品。そしてスペックで特筆されるのが、鍋島シリーズ唯一の特定名称が「吟醸」の鍋島ということです。ようはアルコール添加酒。同じくアル添の鍋島はピンクとブルーの特本スペックは2種ありますが、吟醸スペックはこのサマームーンのみ。しかも期間限定酒ということで、意外にレアな存在の鍋島でもあるんです。

そんな鍋島を今宵はさまざまな温度帯で楽しんでいきたいと思います。100本という道のりの中での様々な鍋島を通した思い出とネズミ兄のカムバックに想いを馳せながらチビチビレビューしてみます。最後までお付き合いいただければ幸いです。

【スペック】
○使用米
山田錦
○アルコール度数
15度
○精米歩合
50度

【味わい】
○温度帯
花冷→冷、熱燗→人肌
○香り
乳酸菌、吟醸香、青リンゴ
○含み
滑らかな口あたり。立香同様に青リンゴのような酸味とほんのり甘味。少しのパイン感もある。
○中盤
中盤はグレープフルーツのようなニュアンスのさっぱりとした酸味。
○余韻
穏やかな鍋苦からスムースなキレ。アル添感は感じず、アル添の良さが活かされたサッパリと滑らかな余韻は鍋島シリーズの中でも光るものがあります。こりゃーうめーぞ。

【燗】
熱燗から飲み頃。刺激香は少なくグイグイいけます。冷の酸味が引き、甘味と旨みが引き立つ方向になります。オススメは全ての温度帯ですね。熱燗ではサッパリとした甘旨味。上燗→ぬる燗→人肌…と温度が落ち着くにつれて甘味、酸味、苦味の均衡がとれていきます。私的にはぬる燗あたりがGOOD。キュートな甘味が好印象でした。

【甘辛】
チュウ口

★総評
半年以上の熟成の恩恵かわかりませんが、とにかく終始を通じてアル添感皆無の滑らかな口あたりと凛とした甘酸味、鍋島感ある苦味からスムーズならキレ…。正直こんな美味かったっけ！？と驚きを隠せない出来でした。
特にアルコール添加がうまくプラスになっているアル添酒のお手本でありましょう。まさにイイモリースの天性の感覚が生きてます。ピンクラベルといい、ブルーラベルといい、そして今回のサマームーン…。鍋島のアル添はバケモノか！？

【結びに】
さて、鍋島100本…思い起こせばとても長い道のりでしたが楽しく辿り着かせていただきました。これも酒タイムの方々との出会いがなければなかなか辿り着けないなぁ…とつくづく思っています。
これからも皆さんとは楽しくお酒を楽しんでいきたいですね。鍋島変態度合いは変わらないとは思いますが、突き抜けるようなオンリーワンでこれからも鍋島飲んでいきますので、これからもよろしくお願いします。

最後に、ネズミさん！ハッピーバースデー！！！

これからも素晴らしい日本酒、鍋島ライフを。

鍋島　純米吟醸　山田錦　生酒
　色々な果物を感じる華やかでフルーティな香り。チリっとした口当たりからジュワっと口に広がる発泡感と濃醇な甘旨味。やや強目のアル感で余韻を残す後味。
　鍋島らしい甘旨フルーティさと生酒らしい瑞々しさが味わえる、とても美味しい酒だと思います。

鍋島　特別純米酒　愛山　押入熟成
2020.05製造(常温暗所自家製熟成)

鍋島99本目　鍋島100本まであと1本

【嫁氏からの誕プレ鍋島を熟成させた一本】
99本目の鍋は嫁氏からの誕プレ鍋島であります。遡ること約2年前？私の誕生日プレゼントにて鍋島をいただきました。1升瓶は流石に気軽に飲めないので、まずは冷暗所に…と押し入れに保存をしといた一本。

【スペック】
○使用米
吉川産愛山
○精米歩合
60%
○アルコール度数
15度

【味わい】
○温度帯
冷
○香り
熟成香、畳、お米
○含み
サラリとした口あたり。甘味はなく、独特の熟成香とお米の香り。そこに酸味が加わり醸し出される山廃感。
○中盤
お米ふくよかな香り。フルーティ感はなく、熟成香は鳴りをひそめ旨酸味が主張する厚みある味わいの中盤
○余韻
安定の旨苦味。いつもより少し深みがある鍋苦です。しかしながらキレも良く、口中に長く居座る様子はありません。ブワー……スーーッスッ…。という感じのキレです笑

【燗】
熱燗は熟成香とアルコール感が暴れ回ってます笑。落ち着き出すのは上燗あたり。しかしながら熟成香…ナッツ系の香りがチラほら。冷でも愛山感はありませんでしたが燗でもありません笑。

【甘辛】
中口

★総評
開栓初日は老香？と思ったりしましたが、山廃系のクセを感じました。2日目になるとそれもなく、熟成香はありますが特に劣化臭はありません。
私的には、いくら冷暗所とはいえ、新聞紙に包む等の処置をして完全に常時遮光をするべきだったと反省。寝かせると決めたなら徹底すべきでした。
お酒自体は愛山感は無いにしろ、ハーベストムーンのような熟成香と旨味がプラスされ、冷やしてもおいしいですが、燗向けな味わいに変化しています。ただ、やはり熟成しない方が良かったな…という印象。私個人としては今回の熟成が良い熟成だったのか悪い熟成だったのか…。味わいから判断できる技量では無いことが残念。今回は良い経験となりました。


【次回はついに100本記念レビュー】
さて、ついに迎える100本目の鍋島。100鍋島ということでさぞかし超スペシャル限定鍋島…とかでは…と思う方もおられるかと思いますが、普通の鍋島です笑。100本目のコラボは久しぶりに戻ってくるあの方とカムバックコラボレビューとさせていただきます。投稿は25日の21時です。ご期待？下さい！！

今宵も素晴らしい鍋島ライフを(^^)