伯楽星 純米吟醸 0.72
製造 2023年6月 開栓 8月31日
ほんの微かにバナナの香り、
含むと抑えめの酸が苦味を伴って辛口を引き立てる。
不思議なことに些かのクラシックさえ感じさせる。
開栓翌日、旨味が増してメロン感が出てくる。
全体に丸みが出て甘辛一体刺激なし。
喉越し平穏、苦渋を伴うキレが心地よい。
美味しい〜、更なる一杯に手が‥‥
これぞ「究極の‥‥(デンデン!)」
とはなりません(笑)。
なんかもう、つまんないのよ。
当たり前なんだけど、計算ずく。
低アミノ酸度が新澤さんの特徴かな。
ピタリと決める、すごい技術です。
お酒としては一切文句はありません。
でもね、飲み手としては、
これだけの「技」が有るのなら、純吟以上では何か「芸」も見せて欲しいのよ。
全部を試したことはないけど、
温度レンジが万能の特別純米は傑作だと思うし、愛宕の松別仕込本醸造は価格も含めて素晴らしい。
これらに比べると-0.5かな。
ひと夏越えた冷やおろしは面白いかも。
特約店にて 税込1,650円