ツノギマの教え
而今 純米吟醸雄町2020。
岡山県産 雄町50%精米×9号酵母。
アル分16%、火入れ、氷温熟成酒。
ライチ、グレープフルーツ様の上立ち香、
含み香はグレープフルーツ様。
綺麗な微酸と微甘、柔らかい旨みが広がり、
軽い酸味と微甘、苦味の余韻。
雪冷えは、口当たりは爽やか、余韻に近づくに
つれ厚みが増し、飲みやすく美味しいです。
ぬる燗は香りがバタバタしていて、苦味が
立ちます。
ぬる燗に冷やを加えて涼冷え位にすると
口当たりから厚く円やかな旨みを堪能
出来ます。
アテは千葉港育ちのツノギマ刺身に肝の
パテを和えたらもの。
濃厚な肝と歯応えの良い刺身の食感、あの
ぬめりさえ無ければ最高です。
而今と合わせると、お酒の味わい、肝の旨みが
霞む結果に。
一方で、高砂はアテ、お酒共に活々としていて
大変美味しかったです。
これまでピンと来ていなかった食中酒、ギマの
教えにより価値観見直した、久々の休日でした。
もちろん、而今も美味でしたよ。