- 日本酒ランキング100位
- 関東地方日本酒ランキング19位
- 茨城日本酒ランキング2位
元来の銘柄は「富久福」だが、地元・結城市と人と人を結ぶ意味と願いを込めて、蔵元杜氏である浦里美智子さんが起ち上げたブランド。各種鑑評会では安定した入賞歴を誇り、やわらかなタッチの中から繰り出される張りのある甘味が特徴的で人気を博していたが、2022年5月、国の有形登録文化財にも指定されていた酒蔵と自宅が全焼してしまった。 現在は蔵元の浦里昌明さんが県内の来福酒造で、奥様の美智子さんは北海道東川町の三千桜酒造に、それぞれ別の蔵に出向いて結城酒造の酒造りを行なっている。三千桜酒造とは、火災に遭う前から同蔵に出かけてコラボの酒「みちこざくら」を造っていた経緯がある。 火災直後より同業の酒蔵やこの酒を販売する酒販店、愛飲する消費者等が一丸となって支援を展開しており、2025年中に結城市内での酒造り再開をめざしている。(松崎晴雄)
結ゆいのクチコミ・評価
結ゆいが購入できる通販
日本酒 結ゆい 純米吟醸 雄町 生原酒 来福酒造バージョン まさお 720ml R5BY (来福酒造/茨城) 北関東の酒 茨城の酒 結城の酒
結ゆいの銘柄一覧
銘柄 |
---|
純米吟醸 雄町原料米:雄町、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
純米吟醸 山田錦原料米:山田錦、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
純米吟醸 ひやおろし原料米:赤磐雄町、精米歩合:50%、アルコール度:16% |
純米吟醸 まっしぐら精米歩合:50%、アルコール度:16% |
特別純米 赤磐雄町原料米:赤磐雄町、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
特別純米 きたしずく原料米:きたしずく、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
特別純米 一番星精米歩合:60%、アルコール度:16% |
|
特別純米 キタノメグミ 無濾過生原酒原料米:吟風、精米歩合:60%、アルコール度:16% |
純米吟醸 ヒタチノメグミ 無濾過生原酒原料米:ひたち錦、精米歩合:55%、アルコール度:16% |
|
結ゆいの酒蔵情報
名称 | 結城酒造 |
---|---|
特徴 | 関東でも有数の城下町として知られる茨城県結城市。古くから酒造りも盛んな地域で、結城酒造(ゆうきしゅぞう)も創業は1594(文禄2)年という老舗蔵である。蔵はもともと結城城のそばにあったが、幕末の火事で焼失し現在の地へ移転。蔵は移転後すぐの安政年間の建築とされ、国の登録文化財に指定されるほどの立派な建物である。仕込み水には清らかでやわらかな鬼怒川水系の伏流水を使用し、米は造る酒の種類によって各地の良い品種から厳選。代表銘柄は「結(むすび)ゆい」と「富久福」。杜氏である浦里美智子氏は、元々普通のOLだったが結婚を機に蔵に入り、造りを手伝ううちに本格的に酒造りを学び、杜氏にまでなったという異色の経歴。2019(令和元)年には県が創設した「常陸杜氏」の第一号に認証された。しかし2022(令和2)年5月、作業時の事故で蔵と自宅が全焼。失意の中、交流のあった三千櫻酒造(北海道)から支援があり、現在は復活への準備として北海道にて酒造りを行っている。秋に完成した復活第一号の酒は瞬く間に完売。多くの人々が茨城県でまた醸す日を待ち望んでいる。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 結ゆい つむぎ娘 富久福 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 茨城県結城市結城1589 |
地図 |
|