富山県氷見市に蔵をかまえる高澤酒造場の代表銘柄「有磯曙(ありいそあけぼの)」。魚介類にあう食中酒をコンセプトに醸されたシリーズ。初代高澤利右ヱ門によって1872年に創業した高澤酒造場は、県内唯一の全量槽しぼりという伝統製法で丁寧に時間をかけて醸す。また富山湾から吹きつける自然のあいのかぜを使って酒米や蒸米を冷やし、豊富な井戸水をつかい丁寧に仕込む。酒米は五百万石・雄山錦・山田錦・富の香など、地元産を中心に良質な酒米選びにこだわっている。新鮮な海の幸と山の幸にあう日本酒造りを行い、まさにこの土地でしか醸すことができない日本酒をめざす。創業150周年を記念してつくられた「有磯 曙 150周年記念酒」は、低温でゆっくり熟成されたことによる上品な香りと米の旨みが感じられ、飲み飽きしない食中酒だ。