槽しぼり 純米火入 オレンジの天明。
氷温で12ヶ月瓶貯蔵してからリリースされる純米酒。それをさらに冷蔵庫で半年寝かせてました^^; 香りはほとんど感じません。これもまた旨い。味わいの印象は、先に開けたよこやまSILVERの甘味を少し抑えた感じ。後半に辛味が上がってきて苦味なく切れていくところもよく似た流れ。ただ、二夏越えとは思えない瑞々しさがあって、オイリーだったよこやまとはその点が決定的な違いになっています。どちらの液性もそれぞれ魅力的なのは間違いありませんが、やっぱり天明は強いお酒を醸しますねー^ ^
3日目。
よこやまと並べてみるとコッチの方が黄色味がかってるんですよねー^^; だけどやっぱりスッキリしていて、老ねた感じもまるで無く、本当に2年近く経っているのかと舌を疑いたくなります。透明感さえ感じます。味のバランスははっきりとした辛口に振れました。これどこかの大手酒販店のHPでは「ほのかな甘旨」と書かれていましたが、それはないと思います。切れも抜群で、脂の乗った肴とも相性良し。キリッとシャープな男酒だと感じました。何故かこの熟成されたオレンジの天明が、生でリリースされる空色の天明とイメージ被ってしまうという不思議…ん?やっぱおかしいのは酒屋のHPじゃなくて私の舌の方ですかね〜^^;