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泉川 (いずみかわ)

福島 / 廣木酒造本店

3.84

レビュー数: 177

福島を代表する銘酒、というよりもいまや押しも押されぬ人気銘酒となった「飛露喜」。90年代末NHKのドキュメンタリー番組で、酒蔵を続けていくことに悩む現社長・廣木健司氏の姿が放映され、大いに話題となりました。これをきっかけに専門小売店との取引が始まり、蔵元の苗字「廣木」を充てた新銘柄として誕生しブレイクしたのがこのブランドでした。これ以前から同蔵の主力銘柄として地元で親しまれていたのが「泉川」です。  「飛露喜」は全国的に販路を確立し入手困難な酒にもなっているため、「泉川」はどちらかというと県内の酒販店向けに出荷されています。旧来のラベルでかつては普通酒として販売されていた「菊泉川」は、吟醸規格にグレードアップされています。同蔵の技術をいかんなく発揮した、コストパフォーマンス溢れる製品となっています。そのほか筆書きした書体が印象的な純米吟醸のシリーズがあり、福島県や仙台国税局の鑑評会には、「飛露喜」ではなく「泉川」で出品しています。(松崎晴雄)

泉川のクチコミ・評価

  • やまだ
    recommend ピックアップレビュー

    やまだ

    4.5

    【泉川 純米吟醸】穏やかでフルーティーな青リンゴ、メロンのまろやかで微かにコクを感じる香り。穏やかな口あたりにスッキリとした綺麗な青リンゴ、メロン、ナシの甘味。まろやかで上品なコクを感じる旨味。サッパリとしたリンゴ系の酸味。じわりと広がる強めな苦・渋味。前半の穏やかでフルーティーかつまろやかな味わいに後から広がる強めな苦・渋味で比較的濃いめな味わい。週末の福島県旅行で買えればいいなくらいに思っていた泉川。酒屋さんの隅にひっそりと佇んでいました。飛露喜さんよりも比較的濃いめな味わいですが十二分に美味しい。常に家にストックしておきたい逸品。

    特定名称 純米吟醸

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2023年9月21日

  • しろくまとうさん
    recommend ピックアップレビュー

    しろくまとうさん

    4.5

    泉川 純米吟醸ふな口本生

    飛露喜の地元向けブランド泉川。
    これの純米吟醸はたまにお店で見かけます。
    味はほぼ飛露喜と同じ方向で飛露喜の方が透明感があるかなって感じ。
    今回は年に一度だけのしぼりたての生酒。
    初めていただきます。
    うん、フレッシュ!
    甘味、酸味がいっぺんにやって来て、ちと苦味と辛味で切れる。
    火入れの時に感じる雑味もあるけど、このフレッシュ感の前ではどうでもいいわ。
    こんなにうまいのに年一回の限定とかもったいない。
    つか、泉川は福島県内限定販売だったはずだから、これも県外では買えない訳か。
    県外の皆さん、美味しくてすみません。

    福島の酒にハズレなし。
    ※一部例外あり

    特定名称 純米吟醸

    酒の種類 生酒

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年11月23日

  • kasumi_♂
    recommend ピックアップレビュー

    kasumi_♂

    4.0

    泉川 純米吟醸酒

    精米歩合:55%
    アルコール度:16度

    程よい酸味にフルーティな甘味。
    奥行きのある旨味に
    甘味と辛味のバランスが良く
    しっとりした味わいです。
    尖った部分がなく様々な食材に合わせられる
    とても美味しいお酒でした。

    特定名称 純米吟醸

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2023年12月3日

  • nao

    nao

    5.0

    泉川 純吟 ふな口本生 税込3190円

    含むとシルキーな滓の米感と酸味
    バナナ香の旨甘味と苦味の調和
    後半は酸味と辛口で締まる

    今年も無事呑めました廣木酒造の新酒‼︎
    いつも販売時期が一緒ぐらいの天明零号と一緒に
    どちらも毎年楽しみな新酒です
    ジリジリ値上がりしてますがまだまだコスパ良好でバランス良すぎな美酒
    今年もスルスル進む危険酒です

    2024年11月19日

  • 米騒動

    米騒動

    5.0

    純米吟醸 ふな口本生

    2024年11月14日

  • しろくまとうさん

    しろくまとうさん

    4.1

    泉川 吟醸酒

    今回初の試み。
    会社の飲み会最中に投稿です。
    買い出しに行ったら売ってたので買っちゃいました。
    税込2.200円ですよ。
    淡麗でありながら、しっかり旨みがあってアル感はさほどでない。
    晩酌酒はもうこれでいいと思っちゃうってくらい美味い。
    飛露喜も出しましたが私は飲んでません。

    福島の酒にハズレなし。
    ※一部例外あり

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年10月17日

  • 佐々木 哲平

    佐々木 哲平

    3.6

    蒸し燗と冷酒の両方でいただきました。
    さっぱりスイスイ飲める感じでした。
    生牡蠣と一緒に。

    特定名称 純米吟醸

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年9月19日

  • alfagt

    alfagt

    4.5

    泉川 純米吟醸55%
    口当たりがとてもナチュラル、
    刺すようでもなく押されるようでもなく、
    でも徐々ににじり寄って来る旨みは、
    ひ弱でない実力派の力強さ。
    飲み下した後に上顎から鼻に抜ける香りは、
    上品な醤油のような。
    醸された、という実感が面白いほど楽しめる。
    喜多方と会津若松の間の居心地の良さそうな街。
    「ご覧の通り蔵が一つしかないのでたくさん作れなくって」
    と申し訳なさそうに蔵元の店番の方が。
    唯一売っていた一升瓶を買って帰りました。
    地元の人はこれが普段飲みの酒なんだろうなあ、羨ましい。
    鶏胸肉の刺身を胡麻油塩で。
    いいお酒です。
    (蔵元直売)

    特定名称 純米吟醸

    原料米 五百万石

    酒の種類 一回火入れ

    テイスト ボディ:普通 甘辛:普通

    2024年9月2日

  • 悪食釣り師

    悪食釣り師

    4.0

    泉川 純米吟醸 五百万石 精米歩合55% 日本酒度+3

    「泉川」は福島県内で販売されているブランドですが、先月大阪であったイベントにて販売されていたので買うことができました。(1.8L税込2970円)

    開栓一口目、辛がメインで旨が少々。
    淡麗辛口に近いトラディショナルな味わいです。

    アテは鯖の煮付け。
    アテを口にしても味わいは変わりません。
    辛口が好きなタイプの私には二重丸です。

    飛露喜とはかなり味わいが異なります。

    熱燗にすると旨味がアップして更に美味しいお酒に変わりそうな味わいです。

    なかなか出会えませんけど、四号瓶に換算すると1200円なので、普段飲むにはお値打ちの一本でした。

    特定名称 純米吟醸

    原料米 五百万石

    テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1

    2024年8月7日

  • ドフラミンゴ

    ドフラミンゴ

    4.0

    日本橋ふくしま館MIDETTE🍶10周年記念🎉

    2024年7月15日

泉川が購入できる通販

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泉川の酒蔵情報

名称 廣木酒造本店
特徴 1990年代末NHKのドキュメンタリー番組で、酒蔵を続けていくことに悩む廣木酒造の姿が放映された。これをきっかけに、専門小売店との取引が始まり蔵元の苗字「廣木」をあてた新銘柄「飛露喜」が誕生。無濾過生原酒のブームにも支えられ、2000年代初頭には入手困難な銘柄として一気にスターダムに登りつめた。  その頃はまだ粗削りなところもあり、無濾過特有の旨味が凝縮されたような濃厚で太いイメージの酒質だったが、次第に洗練味を増し香味のバランスに優れた、やわらかな飲み口の旨口タイプとして高い人気を維持している。当初の会津、福島の新星から、今では名酒シーンを代表するブランドとして、評価が定まったといえるだろう。また技術力や安定感の高さは、県内だけでなく東北各県の若手蔵元が目標とする存在になっている。  元来の銘柄は「泉川」で「飛露喜」デビュー後も地元向けの製品を造っていたが、近年は特定名称のもう一つのラインアップとして、この銘柄での出荷も行なっている。(松崎晴雄)
酒蔵
イラスト
泉川の酒蔵である廣木酒造本店(福島)

(加藤忠一氏描画)

銘柄 泉川 飛露喜
HP
所在地 福島県河沼郡会津坂下町字市中二番甲3574
地図