伊根満開 古代米酒
甘ったるさの中に芽生える酸。炭酸ガス味はなく酸由来のシュワシュワ感が頬の内側に染渡ってきました。甘酸っぱさの中に渋味があって、渋柿のような渋味ではなくリンゴを煮詰めたような酸味
熱燗にしたところ酸の角が取れてアップルパイのリンゴのような味わいがしました
伊根満開は天皇・皇后両陛下も購入したものだそうで。。。
海に一番近い蔵で純米酒を醸す。伊根町は舟屋や漁師町で有名で別名「日本のヴェネチア」と呼ばれるほど
女性杜氏によるユニークな清酒で人気を博す。この清酒は杜氏向井久仁子さんの卒論テーマが実現した商品になっているそうで、、、僕もそんな研究してみたいなぁ
この古代米である紫黒米は玄米種皮もしくは果皮にアントシアニン色素を多量含み、これがこの清酒の色味を特徴付けている。黒米の特徴はビタミン、リン、カルシウムを豊富に持ち、アントシアニンにより抗酸化作用を発揮する。イネ栽培としての特徴は吸肥力が強く環境変化に順応しやすく栄養不足の田んぼでも元気に生育する一方で、倒伏しやすく収量が少ない。また、室温保存での発芽率が高く長期間の貯蔵・保存が難しい。赤米はタンニン、紫黒米はアントシアニンが色素成分になる。
スペック
原料米:紫黒米+京都府産米
精米歩合:
度数:14度
向井酒造㍿(京都府与謝郡伊根町平田67)
http://kuramotomukai-.jp/
https://mukaisake.official.ec/